内容説明
時代は大正十年―汽車が町を走り電灯が夜を照らす、妖怪や幽霊は迷信と消えたはずの、文明の世紀。父の留守中に安曇家に押し入った強盗から身を守るために、早苗が手にしたのは古い刀箪笥に納められていた無銘の業物。ところがその脇差には、気に飢えた刀匠の吉光と、口の悪い美貌の禰宜・加瀬兵衛介直継、二つの魂が取り憑いていて…！？人の世の陰に棲まい、人の身と心を喰らう妖を、刀に宿るものたちの力を借りて、大正娘が退治する！恋と勇気と無鉄砲のモンスター・コンクエスト。
著者等紹介
甲斐透［カイトオル］
１２月１日生まれ。２０００年小説ウィングス冬号にて「月の光はいつも静かに」でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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こんこん
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跳ねっ返りの気はあっても、あくまで彼女はお嬢様であって、少女剣士ではないところがなかなか。凛とした剣術小町も好きだけれど、この話は彼女が彼女だからこそ映えるもの。2011/10/18
いけせ＠特異性信者
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市内の図書館の面白そうなラノベを片っ端から・・・と言いたいところだがこれは購入せざるを得なかった。詳しくは後のコメントにて記す。／うーん、お話としてはまあ普通なんだけど、出てくるキャラのほとんどに魅力を感じず、かつ鼻につく方に軍配が上がるばかり。続きが読みたいというよりさっさと読み終えてしまいたい、という感情で満たされてしまった。2巻を読むことはないかなあ。／ヒロインはそもそも13〜4くらいに感じるし、正直名家のお嬢様感は微塵もない。しかもヒーロー側に実体はないから恋愛にはならんしなあ、と・・・ →続く。2024/06/11
