内容説明
その出会いが、一人の少女を変えた―。浮浪児のミオーニが騎士ダニエルからもらったのは、パンとチーズと「よく噛んで食べるんだぞ」という言葉。それは誰からも顧みられることのなかった掏摸の少女に、初めて与えられたやさしさといたわり、許しと信頼だった。だからミオーニは走る、ダニエルのために。そしてクァストーレの街を戦禍から救うために…。表題作のほか、長篇書き下ろし「鈍色の記憶」を収録。甲斐透がおくるガールズ・ファンタジック・ロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつき
1
浮浪児ミオーニは、財布を掏ろうとした騎士ダニエルからパンとチーズと金貨、そして「よく噛んで食べるんだぞ」と優しい言葉を貰う。親方から彼を守ったミオーニは町にいられなくなり、ダニエルの後を追って行く。そこは他国からの侵略に脅かされている街だった。騎士としてのダニエルは大変有能っぽいが、男としては壊滅的に鈍感。「手放したくなくなるぐらいの美女」になったミオーニに翻弄されるといい。2013/02/14
0
★★☆☆☆ 鈍感騎士と天真爛漫少女の年の差恋愛?ヒロインの片思いは可愛かった。クライマックス一気に話が飛ぶから盛り上がりに欠けたのが残念2017/02/04
wavie
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ちょっと期待して読んだけど、ミオーニのちょっとした台詞が若干うざかった……2巻目も買ってるけど、読むのどうしようか2013/10/05
りょくちゃ
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02.11.25.280p。画:桃川春日子。浮浪児のミオーニは、騎士のダニエルに食べ物と温かい言葉をかけてもらってから気になる存在になるのだが・・・。2012/09/25
こんこん
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わるいおとこ、ではない。がしかし。2011/10/17