内容説明
時は明治中期。級友の死の謎を追う鋼志郎は、気づけば極楽と呼ばれる島、操環島に連れ去られていた。訪れた者は島の者とまぐわうのが定めと言われ、この世のものとも思えぬ麗人・濡羽に無垢な体を開かれてしまう。逃げ出した鋼志郎だが、変わり果てた姿の級友に命を奪われかける。間一髪、島の戦士の長・天満に助けられるものの、今度は天満にも組み敷かれ…!?ふたりの狗神族と武士の末裔の、禁断の三重愛。
著者等紹介
宮緒葵[ミヤオアオイ]
8月5日生まれ。小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なぎ
3
行方不明になった友人を探して極楽と言われる島に辿り着いた主人公・鋼志郎。そこで出会った濡羽・天満という狗神の一族の青年に執着される3Pもの。鋼志郎が真っ直ぐなキャラなだけに執着する攻め2人の黒さの塩梅が良くて、エロスも程よい濃さでした。2024/11/20
きなこ
2
だいぶ面白かった。攻2、受1。 一瞬だけ長髪が受けになりそうな雰囲気だったから(3両編成な3Pは苦手だわ、どうしよ)ってなったけど、お尻のケアが必要なのは主人公だけで良かった。 受けがなよなよしてないのも好き。 攻めがそれぞれ受けを執着、溺愛しすぎてるから対抗心が半端ではないし、なんなら消すぞって勢い。でも二人だから主人公を愛でていられていることを理解していて殺し合いに発展しない塩梅が良い。 主人公への一目惚れがスピーディーだけど、攻め二人だし世界観も意外に面白かったので、ラブへの移行が早いのは御愛嬌。2025/06/18