内容説明
十歳のときに家にやってきたひとつ年上の敬史郎のことが、大人になった今も好きで仕方がない充哉。敬史郎しかいらないし、敬史郎にも充哉だけを見てほしい。けれど人気者で引く手数多の彼は、甘やかしてくれても充哉一人のものにはなってくれない。就職して家を出た敬史郎が自分から離れる準備をしているようで、不安な充哉だが…?優しくされるのは嬉しいけど、弟扱いは悔しい。義兄弟同士のクロッシング・ラブ。
著者等紹介
渡海奈穂[ワタルミナホ]
3月16日生まれ。魚座・B型。埼玉県出身。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きょん
14
引き取られた友人の息子・敬史郎×情緒発達に問題ありの充哉。受が発達障害か?と思うくらいちょっと変わった子どもだったので、敬史郎と出会えてお互い好きになれて良かった。最近はお互い同士で完結できるなら、それはそれでいいんじゃないかと思って来たよ。2023/07/29
京子@オランダ
3
余り毒は漏れ出していないので、甘くて可愛いもの好きさんに良いのでは。可愛かったです。2023/07/24
ゆう
1
人当たりが良くてなんでもできる人気者なお兄ちゃんだと思ってたら、めちゃくちゃ「やべぇ」人で笑った。そして、それを普通に違和感なく受け入れる弟も同類なので、割れ鍋に綴じ蓋ですね。2023/08/24
Rin'ki
1
★2 充哉(受け)が、しろ(攻め)大好き。高校時代も、休み時間ずっと一緒にいる。一緒の時間を潰されると不機嫌になるほど二人の時間が大事。だけどいざ、しろが充哉に好きだと告げると、充哉は「しろが俺を好きなんて理解できない。ありえない」と距離を置く。拗れてるなあと思いつつ疑問に思う。充哉の自己中部分が良いのに、しろに「両思いだよ」って言われて受け入れないのが謎。後半、ふたりのやり取りに、何を考えて何を言っているんだ……? と納得がいかず、文章を飛ばし飛ばし読む羽目になった。特別萌える要素もない。2023/08/23
may
0
ヽ(´▽`)/2023/08/01
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