内容説明
フォンター王国第一王子のリンツェットは、目が合うだけで死を招くと言い伝えのある“片青眼”のせいで、離宮に幽閉されて育った。孤独な生活の中、唯一慕ってくれる義弟の手紙だけが心の支えだったが、24歳のある日、突然人質として大国のダウラートに送られることになる。行かせまいとする義弟の前でオメガの発情期が始まってしまい、襲われかけたところを助けてくれたのはダウラートの軍人アラリックで…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
26
『深窓のオメガ王子と奴隷の王』スピン。受の生い立ちが不憫だけど、尽くしまくり歌や言葉で愛を伝えまくる攻に出会ってから一気にバカップル全開で気持ちいい位ハッピー。攻めの変な歌詞なのに旋律と韻が見事でつい聞いてしまう歌ってどんなのだろう?と聞いてみたくなった。2022/12/30
しましまこ
21
安定の典雅節、不憫な王子さまだってバカップルになっちゃう!2022/05/22
kinta
4
最初にリンツェットの生い立ちに痛めた胸を返せ!と思うほど後半は典雅節のオンパレードww。彼の国が「第一王子」といえど、人質としての重さがないから裏切ったらどうしよう、とか考えた私の滅多にないシリアス脳を返せ(笑)。笑ったわ~。トラウマでもなかなか頼れないとか、生い立ちにありがちなこともなく幸せ感満載。2022/05/17
luceluce
3
大好きな典雅先生。期待どおり楽しく読めた。こういう人ほどバカップルになりやすいのかもしれない。攻めさんの性格がとても良いので、安心して読めた。2022/05/25
早帆ママ
3
前半はリンツェットが不遇過ぎて胸が痛くなったけれど、アラリックが登場してからは彼が面白く(イケメンなのに変人?)笑えた。夫婦となったティグウィーズとオルソラにリンツェットが幸せに暮らしている事が伝われば良いな。2022/05/06




