新書館ディアプラス文庫<br> におう桜のあだくらべ

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新書館ディアプラス文庫
におう桜のあだくらべ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784403523472
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

噺の技術は今ひとつ、だが愛嬌と舞い姿の艶やかさは上方落語界一と評判の山川椿丸。ある日寄席の主である瀬島から、敵対流派に属する栗梅亭真吾に引き合わされる。真吾と言えばその技術の高さで注目される若手人気噺家。瀬島は、決して同じ高座に上ることのなかった椿丸と真吾を揃えて、落語会を開こうというのだ。互いの藝を初めて目にし、たちまち相手に惚れ込んだ二人。人目を忍んだ逢瀬が始まるけれど…?上方落語界が舞台の、明治版ロミオとジュリエット。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

とも*

46
『頬に~』とちょっとリンクしているけれど一世代前の明治時代の頃の話なので単品でOKかと。個人的には若い頃の亀吉つぁんが出て来たのににんまりしてしまった。そりゃあ生き字引にもなるよね。椿丸と真吾の二人は立場的にロミジュリで椿丸の師匠の拗ね具合に笑った。恋愛方面は椿丸の自分ツッコミに笑いつつ若い二人なので明るめに邪魔が入りつつも楽しく進むのが良かった。ペーパーは付き合って1年後の花見のいちゃらぶ話。作家さんのサイトに番外編SSあり。椿丸と真吾が一緒の場面はなんやあてられてかなわんわ。と言うのを傍から見た話。2014/07/26

みずほ

34
小説★★★★★ 挿絵★★★★☆ 「頬にしたたる恋の雨」と軽くリンクしてるらしいが、好き作品だったのに細かいところは忘れてて、「真寿市って誰?」状態だった(汗) 明治中期を舞台に、人気落語家同士の恋物語。落語がうまい地味イケメンの攻と、落語はうまくないが芸人としての華と創作の才があるアイドル(?)落語家の受。個性が違う二人が、自分ににはない相手の才能を、お互いにとてもリスペクトしてるとこがよかった。古い大阪言葉は可愛く、Hのときはことさら艶っぽい。とっても微笑ましいカップル。ペーパーは二人の観桜屋形船デート2014/08/10

tera。

24
『芸人シリーズ』噺家の椿丸と真吾とのお話。 きちんと芸の道を精進する二人が、気持ちを添わせて行く過程が手に取るように判ってとても良かった。互いを尊敬し合い周りの人たちを大切にし、真っ直ぐに生きている二人が好ましく、私もお饂飩なんかご馳走したかった(笑)「頬にしたたる恋の雨」との繋がりもまた懐かしかった。ペーパーでは相変わらず仲睦まじい二人に、作者のブログでは真吾の弟弟子真太と甘味処の主人クメとの会話で二人の様子が楽しめる。椿丸を溺愛している真吾が、やや鈍ちんな椿丸に振り回されている様子が微笑ましい。2014/04/16

きょん

23
久我さんの芸人シリーズってホントにどれも好きだなあ。そして、明治ごろの大阪弁って何だか今よりのんびりおっとりした感じで、そこも好きでした。お互いがベタ惚れな勘違いしてないCPって心癒されます。2014/08/06

ミル婆

21
芸人シリーズを読むと、リンク作を次々再読したくなりループしてしまう。今作は「頬にしたたる恋の雨」とリンクしていて時系列は少し遡った明治時代中期。古い大阪言葉がしっとり色っぽいのだが、主人公二人は清々しく爽やか。久我さんお得意のべた惚れ攻めと素直で可愛らし受けの二人が、前向きに努力し成長し愛情を育むストレスフリーな癒し本。2014/10/08

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