新書館ディアプラス文庫 神の庭で恋萌ゆる

鳥谷 しず【著】

新書館（2013/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 237p／高さ 16cm
• 商品コード 9784403523342
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

貧乏神社の跡取りである綾人は、先輩の結婚式で華やかな美貌を持つ製薬会社の御曹司・犀川に出会い、口説かれる。その場では誘いを拒んだものの、ヤクザから乱暴な借金の取り立てを受けて窮地に追いこまれ、犀川に会いに行く。そして、金銭的援助と引き換えに、性奴隷になる契約を持ちかけた。綾人の申し出を優しく微笑んで受け入れてくれた犀川には、実は少し変わった趣味があり…？特濃スウィート・ラブ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[saki＠まったり更新中]

タイトルが和風な感じだったのでそういうのを期待してたんですが(苦笑)なんだか珍妙なお話だった。というか攻めがぶっ飛んでて面白すぎる。受けが飄々としてるっつーかぽやーん。受け父もおっとり。弟のいきなりの登場、ブラコン……ウザすぎ。受けの神社の借金ポーンと肩代わりしちゃう攻めも驚きだね。BL界の攻め様って富豪多いよね(笑)何かあっても良いように財テクしてるんだろうか？攻め様面白かったので良いですけど。優しく言葉攻め、そしてプロポーズは鳥谷さんの鉄板ですか？あ、変態も(爆)

2014/05/08

[とも*]

表紙のエレガントさの反してとあらすじからは想像できなかった犀川のちょっと変わった変態（？）発言には笑ってしまった。 ただ、初対面での綾人の犀川に対する印象が嫌悪感丸出しなのに行き成り借金の申し込みで条件があれっていうのに違和感が… あと犀川が最後に実は焦ってたみたい言っているけれど常に冷静な感じだったのでイマイチ想いが伝わり難かったかも。 弟君にはもうちょっと早めに出て来て欲しかったし最後父との対決（？）が書かれてないのがちょっと残念。

2013/12/26

[きょん]

鳥谷さんだし、どんな変態が来るかとわくわくしながら読んでたら、今回は結構マイルドですよね。（既に頭が!?）お互い好意を抱きながらも金銭がからんじゃった為にお互いモヤモヤしてるという定番も押さえつつ、趣味に走ったHも楽しめました。書き下ろしは、自分の結婚が絡んでいるとはいえ、父や兄にハッキリ相談しない弟にちょっとイラっとした。

2013/11/21

[まる丸]

☆☆☆ 真珠＼(^o^)／ 闇金893とラストの弟のエピがあっさりし過ぎなのが残念。

2013/11/17

[たべもも]

★★★☆☆。作家買い。神社の長男の受けと製薬会社の三男のボンボンの、２人ともおっとりした穏やかなお話の中に、攻めの変人ぶりが垣間見える楽しいお話でした。ちょっと穏やか過ぎて間延びした感もあったかな。最後の弟の豹変ぶりは笑えた。

2014/10/15