内容説明
警視庁、薬物捜査係の刑事・本名は後輩の塚原のガサツさが嫌いだ。苛つく本名に対し、改める気配のない塚原の態度がまたストレスだった。ある日一斉摘発があり、事件に関わった男をとり逃がした二人。手がかりを得るため男の恋人を取り調べていた最中、本名は「あなたってさ、恋愛したことないでしょ?」と指摘される。言葉の意味を測りかねていた時塚原にゲイバーへの聞き込みに誘われ、出かけていった本名だが!?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とも*
37
仕事は出来るのに恋愛事には超鈍感な本名の対応に笑ってしまった。あれこれ探りを入れてる塚原の策士なようで本音が滲み出てる必死さが年下っぽくてまたせつなくて好きだなー 後で出て来た元同僚な本名の先輩も捨てきれない想いがちらちらしてるのがせつなくてvs塚原のやり合いが笑える。あと、携帯灰皿を使えない本名が可愛過ぎて… 事件の方も程よく味が聞いていて楽しく読めたし二人の関係がやっとこれからって所で終わってるのでもっと先も読んで見たかったな。→続く2013/06/22
ミル婆
26
普段はしっかりしてるのに色恋沙汰にはとんと鈍い美人受け。女子ならありえないが、BLだと許せる知らないのはお前だけなヒロインが楽しい。塚原の策にまんまと嵌る本名にニヤニヤが止まらないラブコメ。こういうエンタメ系も大好きだ!組対の刑事にしては地味な仕事ぶりもディアプラスらしい。2013/07/04
きょん
25
表紙と口絵をしばしうっとり眺めてしまいました、眼福。そして、仕事も出来て強いのに恋愛方面は超鈍い美人受と年下策士と思いきや案外振り回されてる攻めのCPも楽しかった。1話目の屋上でのキスシーンが素敵だなあ。2013/07/05
みずほ
25
小説★★★★☆ 挿絵★★★★★ 後輩刑事×先輩刑事。ガサツに見えるけど実は繊細な年下一途攻と、神経質な反面ニブチンのツンデレ受。その二人に絡む当て馬男。カップリング・設定は王道なので、よけい作家の力量がものをいう。さすが砂原さん、最後まで楽しませてくれた。事件と恋愛部分が並行して進んでいくが、事件を通して、本名が自分の恋心に対峙していく流れもよかった。北上さんのイラストが美しすぎる。表紙や口絵も、刑事というよりメンズモデルのグラビアみたいだ(笑) 本編半年後の二人と「言ノ葉」カップルのペーパーも良かった2013/06/21
メイ&まー
22
電子にて。口絵が色っぽくて綺麗~。そこが一番のお気に入りかも(笑)。いや、お話も悪くはなかったけれど・・・いまいち萌えそこなった感じ。塚原はガサツで本名をイラつかせてたのに、案外ほんとはきちんとできる子なんだよねえ。本名に小言言われたくてわざとやってたのかと思えるほど、後半になるにつれガサツ設定がよくわからなくなってきた。事件追ってる刑事なのであんまり仕事中にいちゃつかれても困るけど、ちょっと甘さ不足かなー。本名の色っぽさももうちょっと欲しかった。皆川さんも割と好きなキャラではあった。2016/09/21
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