内容説明
大柄で目つきが悪く周囲から怖がられていた太一は、以前助けたことのある後輩の敦史に懐かれて辟易としていた。ある時、読みたがっていた本をエサに蔵書整理を手伝わされることになるが、二人きりになった蔵書室で、太一は気まぐれで敦史を抱いてしまう。最初は抵抗していたくせにその後も自分を慕ってくる敦史に戸惑いつつ、“性欲処理”と割り切り関係を続ける太一だったが…?投稿出身作家のデビュー文庫登場。
著者等紹介
金坂理衣子[カネサカリイコ]
3月20日生まれ。『気まぐれに惑って』で第25回ディアプラス・チャレンジスクール長篇部門佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
6
読了2015/07/10
ももちゃん
5
最近好きな金坂先生のデビュー作(◦ >﹏<。)~♡あらすじからはあまり萌え要素を感じなかったけど、読んだらとっても良かった♡♡攻めがかわいい!!いや、ふたりともかわいい!天使♡高校生っぽい恋愛ものでした。攻めがスーパー俺様で受けちゃんを性欲処理に利用するクソなんだけど、最後まで読んだら許せた笑 攻めの友達はクズだからはやく純愛に目覚めてほしい。。2017/11/26
天使を愛するアカウント
4
3年生で受験生・太一×図書委員の2年生・敦史。鳥谷しずさん、夕映月子さんときてDear+新人さん3人目ですね。うーん、なんていうか、もったいない。太一のF1ネタとか、もっとうまく絡めれば絶対面白かったのに、なんか中途半端に絡んでて「え、それだけ?」と思ってしまったし、離れて再会のところもあっけなかったし、そもそも勢いに任せてヤっちゃった始まりから気持ちが追いつくまで遅すぎて高校生なのに中学生か?とかちょっと鈍すぎるだろう、と思ってもやもや。要素要素を上手くつなげればもっと…という感じなので、様子見ですねぇ2011/01/13
椋鳥稲
3
ディアプラの新人さんのデビュー作。結構自己中な先輩×ワンコ系後輩。攻めが好きだと自覚するまで時間がかかってるから、全編酷い攻めだなーという印象。傲慢攻、というほどキャラがたってるわけでもないので、なんだか物足りない。レーサーの自伝云々のせっかくの感動エピソードもあっさり流しちゃっててもったいない。次回は展開にメリハリがあって 演出がドラマチックで、キャラが掘り下げられてるといいな。2011/01/10
有川槐
1
初読み作家さん。デビュー文庫らしいです。拗ねた攻め視線の一人称なので読みなれるまでちょっとうざい。ヤンキーっぽく感じるけど、ただのスネ男くんだった。ただお互い欲望に素直なのでかわいい恋ものに見える。そう思ってあとがき読んだら意地っ張り設定だったらしく、好きを自覚してないだけですごく素直だけどなーと思いました。タイトルが内容と会ってない感じが少し残念だった。2015/01/18
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