内容説明
熱血検事の祐真は二つ年上の恋人、陽希に夢中だった。無粋な眼鏡に隠された意外に整った素顔に一目惚れし、猛烈なアプローチをかけて口説き落としたのだ。陽希も、趣味のサボテンが最優先ではあるけれど、祐真の前では可愛い恋人だった。けれど仕事で思うようにいかないことがあったある日、祐真はサボテンにかまける陽希が気に入らず、強引に抱いてしまい…?法曹シリーズ最新作登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミル婆
9
姉さん女房の手の上で転がされてる体育会系乙女検事…ってのが初読時の印象。再読したら結構お互い天然でかっこつけしい!と笑ってしまった。相手の性格を把握していながら理想(妄想?)とのギャップでスレ違う出来上がったカップルの心理が丁寧でコミカルに描写されていて面白い。「ロマンスの黙秘権」とリンク。2013/01/17
天使を愛するアカウント
9
年下検事・祐真×その恋人・陽希。うーん、1番よかったのは間違いなく「ロマンス~」の准巳が出てきたことw それ以外は個人的にあまりぐっとこなかった。仕事はできるけど亭主関白気取りで陽希にメロメロな祐真も、良妻に見えて実は手の上で祐真を転がしてる陽希も特にピンとこなくて残念。基本攻視点で進んで、自分の思うようにさせてくれてる、かわいい~と思ってるのが、最後少し入る陽希視点でひっくり返されるのは上手いと思いますが、なんかホントにこの2人上手くやっていけるのかなぁ…なんて不安になったり。2010/09/22
あれぐり
8
陽希の仕事が明らかにされるまで、ホント分からなかった!今まで 陽希みたいなスタンスで法曹界に係わってる人物ってのを読んだことがなかったからかも。新鮮で、その生き方も良いな~と思った!が、検事の転勤について行くんじゃなかなか退職金が満額もらえる職につくのは難しいのでは?と真面目に心配したり(笑)楽しくまとまったお話なんだけど、作者があとがきでおっしゃってたように、自分ではあまり書かない年下攻めということで、わざわざ萌えツボを意識して投入されてたのかな?と感じてしまった。マイペースな准己は変わりなくていいね!2010/12/12
kinoko
7
3.0 うーーん。 面白くないわけではないんだけど、陽希のテンションが低すぎて、感情移入できなかった。2015/07/07
こたりん
7
なんだかなぁ、この攻め。うえださんの年下攻めってめずらしい気がするけど、うーーーん、感情レベルがお子さま過ぎて、あまり萌えどこがなかったなぁ。まっすぐ過ぎるいわゆる直球タイプの情にほだされたんだろうか…。陽希のキャラクターもイマイチ、薄味で、どーしてサボテン? なんで恋人よりサボテン? とか年下の恋人をあえて亭主関白で手のひらに乗せてるとか…うーーん、わかるけど、個人的なBL萌えはなかった…。まぁ、小説としては、安定してまとっていたとは思うけど。脇で出てきた深見たちの話の方が10倍読みたい私的に!2010/09/14
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