内容説明
これは夢に違いない―。階段から落ちたことがきっかけで身体が12分の1サイズになってしまった雪見。一人では生活も仕事もままならず、その場に居合わせた美大時代の同級生・伏木野の作ったドールハウスで暮らすことになる。伏木野の作るハウスも彼本人も大嫌いな雪見だったが、何を考えているかわからない伏木野に不器用に世話を焼かれるうちに…?目覚めてからの後日談初Hも収録。手のひらサイズの恋物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さち
20
夢オチがもったいないくらい15センチのミニチュア世界が可愛かった~!ちっちゃい雪見と普通サイズの伏木野が触れ合う方法もさすが!全身使ったエロなんて今までなかったような(笑)それにケーキに溺れるのは可愛いけど、アレに溺れる姿を想像したら吹いてしまったw夢の覚め方もその後の進展もとってもよかった。雪見のツンデレっぽい性格と伏木野の不器用で朴訥な大型犬並の性格は相性いいね!伏木野視点でも読んでみたかったぁwドールハウスの世界をこんなに楽しく描いてくれるなんて砂原さんはすごいの一言。エロくて可愛くて大満足だった!2010/09/13
メイ&まー
15
こちらのコメントを読んでとても面白そうだったので。うん、夢ではあるんだけど、、夢の導入もその後もとってもいいですね!普通夢オチは切ないけど。。ちっちゃい雪見も可愛いし、伏木野の天然?朴訥っぷりが大変いいですv等身大の恋の方もよかったです。そうか、ちっちゃくなったら乗っかるしかないのか(笑)。思いつかなかった。。2010/09/30
yumi-asg
15
【雪見有一(26)伏木野円(26)/南野ましろ】手のひらサイズの身長、極めて珍しいドールハウス作家という職業。でもこの物語には『必然』でした。人形の服を着、Yシャツのポケットでお出かけ、猫に襲われケーキの海に溺れる雪見の何と可愛いこと。そしてツンなとこがもう激萌えですwww奇天烈な設定ながらも、二人の特に雪見の心の流れを追うのに夢中になりました。伏木野のわかりずらい朴訥さと想いの強さ、欲望だけは「直球ど真ん中」に振り回されつつ絆される雪見に、そしてましろさんのちびっこ雪見に骨抜きになりましたww2009/06/09
たいち
14
まさにBLファンタジー。設定の甘さはストーリーの甘さで相殺された(笑)。攻めのあまりに天然というかどうするのこの人・・みたいな人間関係構築の下手さで、どうやって話を進めるのか心配になったが、ちゃんとエロい話になっちゃうところがさすが砂原先生。イラストの可愛さと15センチの受けの可愛さでクラクラしました。12分の1サイズってどれくらいだろうって読みながら常に自分の手のひらを見ていました。結構小さいな~。ドールハウスにあまり興味がなかったのですが、ちょっとどんなものか見てみたいと思いました。2011/10/15
chisa
11
やばい面白かった…!!!!ぶっとんだ設定はもはや砂原先生の本領です(笑) 憧れのドールハウスでBLにははげ萌えた。ミニ雪見かわいいよう…!伏木野の舌先と雪見の唇でかわす歪なキスが本気でツボりました。身体は繋がなくても凄くエロい!!口下手な伏木野の言葉は端からツボ。おまけの1/1スケールも雪見のツンデレ炸裂で大変おいしく頂きました。あとがきの「のっかるしかない」も笑った。みどころはやっぱりオーバーアクション気味なミニ雪見。かわいい!2009/09/24
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