内容説明
「有望な商品」と「ボッタクリ商品」は切り分けられる!―自ら血を流した投資家で、かつ税理士でもある著者が、全くのポジショントークなしの本音ベースで、金融商品の真の姿を“解剖”。投資信託、株、FX、不動産、仮想通貨、REIT、住宅ローン、保険、イデコ、NISA。手数料や税金面も含めて儲けとリスクが見える。
目次
第1章 投資信託を解剖する(インデックスファンドとアクティブファンド;株式投資信託と公社債投資信託 ほか)
第2章 個別投資を解剖する(上場株式;公社債 ほか)
第3章 ローンを解剖する(民間住宅ローンとフラット35;繰り上げ返済 ほか)
第4章 保険を解剖する(定期保険と終身保険と養老保険;医療保険とがん保険と就業不能保険 ほか)
第5章 得する金融商品の税制を解剖する(特定口座でも確定申告;上場株式等の譲渡損失の繰越控除 ほか)
著者等紹介
吉澤大[ヨシザワマサル]
1967年生まれ。税理士。明治大学商学部卒業。國學院大學大学院経済学研究科博士前期課程修了。1994年、26歳で吉澤税務会計事務所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばやしこばやし
7
ローンや保険、税制についての解説が面白かった。よく、お金を殖やすよりも支出を減らす方が簡単だと言う話を聞くけれど、制度や仕組みが分かればその通りだなあと感じた。税金の仕組みもオートマチックになってるから思考停止しているけれど、意識するとだいぶ見え方が変わりそうだと思った。保険については「高額療養費制度」を活用すれば、今加入しているものを減らせそう。家系的には将来的には大病しそうなので、「就労不能保険」を検討したいし、健康管理を大事にしないといけないなあ……2022/09/29
てつJapan
7
【〇】投資信託などさまざまな金融商品を、その運用上の問題点まで1項目数ページ程度で解説。筆者が税理士のため、税務上の観点で損得を解説してくれるのがうれしい。2019/02/11
PRADO
1
産能大学3年の5冊目。レポートのための読了程度。実地で行っているので、非常に納得。今年一番の書籍。このような本が書ける税理士が目標です。2021/12/01
fuka
0
情報が簡潔にまとめられてるので、読み進めやすい、振り返りやすい。2021/07/02