内容説明
周との恋が実り、夏目家にも馴染んだ円は、通訳になる夢を叶えるべく充実した毎日を送っていた。そんな平和な日々に嵐がやってくる。周の留学時代の恋人・岬が現れたのだ。周との仲を引っかき回されイライラする一方で、自分と違い“大人”な岬を知るほどに落ち込んでしまう円。でも、「周が幸せかどうか確かめに来た」という岬に負けたくない。周に相応しくあるために円は奮闘する!『雨の結び目をほどいて』続篇。
著者等紹介
松前侑里[マツマエユリ]
1月24日生まれ。東京都在住。’00年、第5回ディアプラス・チャレンジスクールで佳作を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Melon Matsuda
9
カップルが出来上がってからの話にはあまり興味がないんですよね。あまり面白いと思えないんですよ。でも、松前さんは上手い方かな。結構面白かったです。松前さんのフワフワした作風好きです。でも、フワフワした雰囲気なのに、内容はビターというかエグる感じさえするのが、また魅力ですね。2016/08/17
りんご☆
6
読了2015/09/25
KYON
4
再読。夏目家にもすっかり馴染み、周との関係も良好なエンちゃんの前に現れたのは、周の元カレ 岬。心乱されるエンちゃんのなかなか素直になれないグルグルっぷりと、それを見守る周囲の人たちが暖かい。すっかり親友ポジションの隼人がいいなぁ。周や岬が時折使う英語のセリフがいちいち素敵♪ でもやっぱり、一番素敵なのは、最後まで二人に気づいてる事を気づかせない夏目組の面々。ハワイでのアロハ姿、サイコー♪♪2015/07/11
zwei
1
再読。ほんわかしながら眠りにつきたかったので手に取ったが、選択ミス?前とは違うところで、泣けてしまった…疲れているかも。2011/03/01
たま
1
★4