感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
風鈴
6
好きの形はそれぞれで、でも自分の欲しい好きはどんな好きなのか、自分と(性格または、見た目がそっくり似ている)他人とどう違うのか、ボーダーラインに気付けるかどうかを試されているなあ…と。明さんサイドの話も読みたいなぁ。2018/03/03
ねね
5
和希の言う「血がつながってたって、それのどこが特別なんだ」って当時ずっと色々鬱々してた頃だったので、私だけじゃないんだってほっとした覚えがあります。それは今も変わらないな。でも和希は、そうは言っても家族愛を受け入れているから恵まれてるんじゃね?とも。私はやっぱり「自分」と「他人」でしかないと思います。ううむ。新尾のいい加減さは堪ったもんじゃねぇなと思うけど、「自分のことだけ絶対」に見てくれる人が欲しいという気持ちはよくわかる。母親があれじゃあ仕方がないけどねえ。ある意味サバサバしてて解りやすい。2015/07/26
扉のこちら側
4
2006年頃に初読。2006/10/16
シロビ
4
秋葉さん男前だなあ。サンクスアミリオン。世界はわくわくドキドキでいっぱいだ。2013/05/28
碧海
3
この文庫に収録されている話だと「サンクス ア ミリオン」が特に好きです。何をやってもつまらなさそうで、誰の事も好きになれない新尾くんが大澤さんと別れたことをきっかけに愛に気付いていく・・簡単に紹介するとこんな感じです。新尾くんのビジュアルがかわいいし、大澤さんとのやりとりもいい。そこにみさをや他のキャラが絡んでくるとワキャワキャして面白い。でも、ただの恋愛漫画で終わらずに読んでいる最中や読んだ後、何か心にひっかかる考えさせられる部分のある素敵なお話です。勿論表題の「異星人交差点」も面白いです。2012/05/09