内容説明
ボディケア、食事、レッスンやエクササイズ。パリ・オペラ座バレエのバレリーナが実践しているシンプルライフの方法を紹介します。
目次
私の歩んできたバレエ人生
身体とボディライン
ダンサーのための食事
身体のケア
休養と再開
クラス・レッスン
レッスンウェア
ポアント
本番のための準備
役を演じる
心身のリカバリー
キャリアを築く
母親ダンサーとして
ダンスの喜びを感じ続けて
著者等紹介
クドー,ミテキ[クドー,ミテキ][Kudo,Miteki]
本名・工藤美笛。パリ・オペラ座バレエのバレリーナ。1970年パリ生まれ。舞踊家の両親(母はフランスの名プリマ、ノエラ・ポントワ。父は日本人振付家の工藤大貳)のもとバレエを始め、1981年パリ・オペラ座バレエ学校に入学。卒業後、パリ・オペラ座バレエに入団し、以来さまざまな舞台で活躍している。同じくバレエ団のダンサーである夫ジル・イゾアールと結婚、現在五歳の娘と二歳の息子の母
林修[ハヤシオサム]
1962年和歌山県生まれ。東京外国語大学フランス語学科卒業。パリ第七大学DEA(文学)取得。二十世紀フランス文学専攻。福島大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けいちか
4
パリ・オペラ座バレエ団のミテキ・クドーが日本のバレエ雑誌に連載したものをまとめた本。母親は世界的に有名なバレリーナでオペラ座のエトワールだったノエラ・ポントワ、父は日本人の振付家工藤大貮。御両親の考え方なのかもしれないが、薬などではなくハーブなどで体調を整える方法などが書いてあり、日本は勿論、ロシアでも無理そうだと思った。大きなバレエ団のバレリーナの日常と体調の整え方など、興味深いことが書かれている。2015/09/14
Camille
4
著者の経験による、バレエダンサーを歩む人のためのアドバイスが紹介されている。バレリーナとしても美しく、プロ意識の高い人という印象があったが、母としての著者 が家庭の大切さを語っていて、より美しく感じられる。バレエはやっぱりいいなあと心を惹き付ける女性。2014/02/25
つきみ
2
華やかで美しい舞台の裏には涙ぐましい努力が積み重なっている。ダンスの技術や表現力を磨くだけでなく、体調を整え、怪我を防ぐための努力を一日たりとも惜しまない。私にはバレエは踊れないけれど、少しでも綺麗になるため取り入れたい生活習慣がいっぱいだった。ミテキ・クドーさんは幸せに溢れている。2011/08/19
みこれっと
1
わたしの世代では資生堂のキャンペーンガールを一時期された時の記憶があり、懐かしさで図書館で借りました。バレエをされている方や興味のある方を対象に書かれているので少々ストイックですが、彼女がキャリアの始めから様々なプレッシャーを受けていた事、負けずに頑張った事などがよくわかります。地に足をつけているってこういうこと。見習いたい。2017/07/12
くろすけ
1
著者のプロダンサーとしての様々な日々の工夫や思いが詳細に書かれています。レッスンを受ける上での工夫や怪我への対処法、妊娠中のバレエについては興味深かいのですが、素人向けではなさそうです。オペラ座のダンサーをしていくことの厳しさが伝わってきました。2010/12/20