ファウスト

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  • サイズ A5判/ページ数 533p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784403270055
  • NDC分類 942
  • Cコード C0097

内容説明

「ファウスト」って、こんなに面白いんだ!世紀末的な奇想にあふれた挿絵画家ハリー・クラークと博覧強記の鬼才・荒俣宏がお届けする読書の愉しみ。

著者等紹介

ゲーテ,ヨハン・ヴォルフガング・フォン[ゲーテ,ヨハンヴォルフガングフォン][Goethe,Johann Wolfgang von]
1749‐1832。ドイツの詩人、劇作家、小説家、哲学者、自然科学者、政治家、法律家。25歳のときに出版した書簡体小説『若きウェルテルの悩み』が熱狂的な読者を生み、ヨーロッパ中にその名を轟かせた。その後ヴァイマル公国の宮廷顧問となりしばらく公務に没頭するも、シャルロッテ・フォン・シュタイン夫人との恋愛やイタリア旅行などを経て古代の調和的な美に目覚め、シラーとともにドイツ文学における古典主義時代を築いた

クラーク,ハリー[クラーク,ハリー][Clarke,Harry]
1889‐1931。アイルランドのステンドグラス作家、挿絵画家。ダブリン生まれ。ダブリン芸術学校でステンドグラスを学ぶ。『アンデルセン童話集』(1916年)で挿絵画家としてデビュー。『ポオ怪奇小説集』(1919年)がベストセラーとなり、名声を確立した。その後ステンドグラスの仕事に専念、アイルランドのアーツ・アンド・クラフツ運動に関わった

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年生まれ。博物学者・小説家・翻訳家。玉川大学・武蔵野美術大学・サイバー大学客員教授。日本SF作家クラブ会員。世界妖怪協会会員。東京生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。小説『帝都物語』で日本SF大賞、『世界大博物図鑑第2巻魚類』でサントリー学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yukiho Akechi

12
大学時代ぶりにファウスト読破!この本はドイツ語から英語に訳されたものを重訳したもの。英訳者の独断も入っているようで、他と比べるとかなり個性的な訳でした。途中に入る荒俣先生の解説もよいです。あとは私は卒論のテーマにするほど、この物語に出てくるメフィストフェレスを愛しているので、原典に輪をかけてファウストにパシられて困っているメフィストにニヤニヤしっぱなしでした(笑)。しかし、メフィストの神との対話、契約シーンは最高にかっこいい!ハリー・クラークのイラストや装丁が豪華で、大切にしたい蔵書の1冊になりました!2014/12/30

shou

8
ハリー・クラーク挿絵。誇張され気持ち悪さを醸し出しながらも魅惑的なイラストで飾られた一冊。訳が読みやすくて驚いた。2015/01/25

刻猫

5
これはこれで面白い。名著がここまで、取っつきやすい読み物になるとはね。気に入った、イラストも惹かれるものがあるし、お堅いのと合わせて棚に飾っておきたい。2012/03/09

にかの

5
全体的にファウストをかなり崩した読みやすく、親しみやすい仕上がりになってると思います。装幀もとても良かったので本棚の見やすい位置に永久保存しておこうかと思います。2012/02/04

るき

5
格調高くなく、とっつきやすい仕上がりに。荒俣さん訳のせいかと思ってたら、テキストの英訳がそうだったのかと解説読んで納得。読みやすかったけど、これを最初に読んだら作品を誤解しそうな気もします。挿絵家は全く知らずに手に取りましたが、見応えあり。高校生には中二病?と言われましたが…。2011/11/16

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