アンデルセン童話集

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  • サイズ A5判/ページ数 619p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784403270031
  • NDC分類 949.73
  • Cコード C0097

著者等紹介

アンデルセン,ハンス・クリスチャン[アンデルセン,ハンスクリスチャン][Andersen,Hans Christian]
1805‐75。デンマークの作家。デンマーク語ではアナセン。デンマーク王国の中央、フュン島にあるオーデンセ市生まれ。貧しい靴屋の子だったが、俳優を目指し14歳でコペンハーゲンへ出、端役として王立劇場にも出た。その後、戯曲や詩を手がけたが、文名を挙げたのはイタリア旅行(1833‐34)の後に書かれた小説『即興詩人』(1835)であった。しかしかれの名を永遠にしたのは、当時の新しい文学ジャンルに生長した童話作品である。『人魚姫』(1837)『皇帝の新しい服』(はだかの王さま、1838)『みにくいアヒルの子』(1843)『雪の女王』(1844)『マッチ売りの少女』(1845)など、156篇の童話を30歳ごろから約40年間にわたって書きあげた

クラーク,ハリー[クラーク,ハリー][Clarke,Harry]
1889‐1931。アイルランドのダブリン生まれ。14歳で教会の内部装飾を生業とする父親の工房にはいり、以後ステンドグラスなどの制作に打ちこむ。1910年にステンドグラス部門のゴールドメダルを受賞。職人として高い評価を受けていた。その後挿絵画家としての活動も開始、『アンデルセン童話集』(1916)でデビュー。1919年に挿絵を担当した第2作『ポオ怪奇小説集』は未曽有のヒットとなり、売れっ子画家になる

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947‐。作家・博物学者・翻訳家。東京都生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。小説『帝都物語』で日本SF大賞、『世界大博物図鑑 第2巻 魚類』でサントリー学芸賞受賞。日本大学芸術学部研究センター教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本正行

73
 日本人みんな知っているんじゃないかと思う童話、アンデルセン、デンマーク人で唯一、日本で有名、あとハムレットぐらいかと、それぐらい偉大な童話作家、生まれや育ちは貧しく、かなり苦労したらしい。それでも世界的な作家になった。立派なものだ。それで失恋もしたらしい。人生いろいろだ。実際、いまになってじっくり読んでみると、やはりたいしたものだ、「待ち売りの少女」、「親指姫」、「みにくいアヒルの子」などなど、子供時代、娘の子供時代、そして孫もそうであろう。深い意味も含まれているようだけど、ストレートに読んでも面白い。2024/01/17

ちどり

17
アンデルセン童話集24作品収録。どの内容も残酷だったり、グロイ描写も多くハッピーエンド作品はあくまで、ラストがいい感じで終わってるだけであり、話の中盤は残酷だったりと、幼い子たちにはお勧めできないストーリ集。(日本の童話定義とはかけ離れてる)おやゆび姫、雪の女王、蝶、人魚姫、絵のない絵本はおすすめぇ,,,, 2014/10/28

ZEPPELIN

5
これは大人用の絵本かな?自分の記憶がグリム童話とごっちゃになってる上に、知らない話のほうが多かった。「みにくいアヒルの子」のような、まさに子供向けの綺麗な話に混ぜて、知り合いを袋に詰めて水死させる話もあり、なかなかバラエティーも豊富。小さい頃に読んだら一喜一憂したであろう都合良すぎる展開も、大人になると穏やかに見守ることが出来る。たまには童話も面白い2014/05/09

がんぞ

4
『人魚姫』は酷い話だ、なんでこれほど身を犠牲にしなくてはならないかと思っていたが、『豚飼い王子』、『ワイルドスワン』、『沼の王の娘』(キリスト教北欧布教題材)なども同趣旨の「振られ女」のテーマで、『おやゆび姫』は次々と醜い求婚者があらわれる。『雪の女王』と同じく「男女の認識すれ違い」の悲哀と見ることもできる。『皇帝の新しい服』は「ついている地位にふさわしくない者、どうしようもなく頭の悪い人」には見えない生地で作られている、というフレコミだった。『みにくいアヒルの子』と同じく自分を知ることがもっとも難しい!2018/11/25

超・ウール羊(旧ヒカル)

3
いわゆるジャケ買い。なにしろハリー・クラークのイラストが大好きで、見た瞬間に購入。じっくり堪能いたしました。とまあ、お目当てはイラストだったんだけども、改めて読むといろいろ懐かしいです。雪の女王はアニメになってますしね(観てないけど)。“絵のない絵本” が収録されているのはよかった。大好きなので(^^)。“ほくち箱” は知らなかったな。イラスト効果も相まって、とても楽しく読めました。2014/08/31

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