起承転々 怒っている人、集まれ!―オペラ&バレエ・プロデューサーの紙つぶて156

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784403231117
  • NDC分類 766.1
  • Cコード C0073

内容説明

佐々木忠次は日本のディアギレフ。世界のオペラ、バレエ界でその名を知らないものはいません。東京バレエ団を率いて数百回にも及ぶ海外公演を行い、世界中のプリンシパルを東京に集めて世界バレエフェスティバルを行う。スカラ座を招聘するかと思えば、ベジャールに『ザ・カブキ』を作らせる。八面六臂のその活躍はしかしつねに文化行政の無知と芸術業界の無恥に阻まれてきました。けれど佐々木忠次は闘い続け、その一端を自身のNBSニュースに書き続けました。これはその果敢な闘いの記録、芸術運動の記録です。

目次

プロデュース手腕三十四年間への酬い
入場料は高い!?
引越し公演とは!?
オペラハウスは誰のもの!?
鉢巻きコンサート!?
ブーイング狩り
怪文書
ベスト5を裏からみれば…
企業の文化活動支援
金満国の残響○○秒〔ほか〕

著者等紹介

佐々木忠次[ササキタダツグ]
1933年東京生まれ。日本大学芸術学部演劇科卒業。1964年に東京バレエ団を創立、主宰。国内はもとより23次689回にわたる海外公演を行い、世界でもその実力が認められるインターナショナルなバレエ団に育て上げた。また、1981年には日本舞台芸術振興会(NBS)を設立。ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座バレエ、ロイヤル・バレエなど、世界の一流オペラ、バレエを次々と招聘し、公演を成功させてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nxjvy

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バレエ、オペラのプロデューサーとしての連載がまとめられている。新国立劇場批判、海外公演の実態が主な内容。 後半につれ政権批判、メディア批判、モラルマナーの話が多くなり、もはや芸術関連の話がなかなか出てこなくなり、期待はずれな部分も多かった。 しかし、ここでしか読めないであろう話の部分もあるので気になった方は読んでみても良いかもしれない。 2024/06/02

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