出版社内容情報
「ロード・オブ・ザ・リング」から「007」最新作まで21世紀の映画の“萌え”どころをホモソーシャル&ブロマンスでひもとく1冊
内容説明
ホモ・ソーシャルって?ブロマンスって?気づけば、ハリウッドではそんな映画が大人気。だけど、どうしてわたしたちは男同士の関係に萌えているのか。そんなディープな領域にも踏み込んだ、オトナ女子におくる、“萌え”映画ガイド。
目次
第1部 相思編(ロード・オブ・ザ・リング;再会の街で;レッドクリフ、アラトリステ ほか)
第2部 敵対編(スターウォーズ;プレステージ;アイム・ノット・ゼア、ブロークバック・マウンテン ほか)
第3部 番外編(マイ・ブラザー;プロメテウス;007スカイフォール)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
5
「男性同志の関係」にテーマを絞った映画ガイド。解説が丁寧でとてもそそられるので、紹介されている映画を、片っ端から観たくなって危険ですよ♪山田睦月氏のカットを、もう一回り大きく収録して欲しかったな。2013/05/11
penguin
4
何故か密林さんからお勧めされた本(笑)。ガイ・リッチー版 & BBC版シャーロック・ホームズ、TTSS、LotR、007(スカイ フォール)等、描かれている男性同士の関係性に悶えてしまう。何故私たちは映画の彼らに「萌え」るのかを、BLでもジェンダーでもない視点で読み解いてる印象。バディ作品が同性同士である意味は非常に納得。未見作品で見なきゃいけない!と思ったのは、「シングル・マン」と「ぼくのエリ 200歳の少女」。萌え映画というだけでなく、作品についても愛ある解説なので、ガイド本としてもいいかもです。2013/04/02
彩也
2
萌え映画を選んで観ているつもりはないのだが、紹介された映画の9割以上を観ていた自分に驚く。女性向けの「萌え」を前面に出しているので、男性や真っ当な映画ファンからは嫌われるような本だとは思うが、ジェンダー論をカジュアルに取り入れた映画レビューというのはなかなかなく、興味深い考察もあるので、無視はちょっと勿体ない気もする。例えば、クレイグ・ボンドを「フェミニン」と書いているが、ここが女性受けする点なのではなかろうか。『スカイフォール』の「あの」発言は…まぁイートン校の人だしねぇ。2013/09/04
suisei214
2
世の中にはまだまだいろいろ見逃してる映画多いことをいまさらながら実感。007の最新作の話はかなり興味深かったです。萌えポイントは役者さんと監督でチェックとなφ('-'*)メモメモ2013/05/06
すいみんぶそくちゃん
2
★★★★★ とてもいいガイド だいたいみていたけども、みていないのもちょこちょこあったのでチェックしなきゃ2013/04/25
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