内容説明
「9・11テロに遭ってアメリカが思い出したのは、原爆投下ではなく真珠湾奇襲であったということは、アメリカがどういう国であるかを如実に示している」―国際問題から日常生活まで、本能が壊れてしまった動物=人間の歓びと哀しみを浮き彫りにする岸田秀最新エッセイ集。
目次
対日戦と対イラク戦
日本人はなぜ北朝鮮を理想化したか
民族神話と天皇制
日本文化と欧米文化
戦後日本の精神風土
日中米の再演芝居
アメリカから得たもの、失ったもの
自我崩壊の危機に直面するアメリカ
世界の歴史と近代日本
共同幻想の欺瞞〔ほか〕
著者等紹介
岸田秀[キシダシュウ]
1933年生まれ。精神分析者。早稲田大学文学部心理学専修卒。和光大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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