内容説明
サイケデリック・カルチャーとリンクしてブリティッシュ・ロックが大きな変容を見せた60年代後半、従来の商業的なロック・バンドとは一線を画す、より自由な表現を模索する一群が出現。アンダーグラウンドで独自のシーンを形成していった。その人脈は70年代後半に勃興するパンク・ロックまで途切れることなく続き、多くのフォロワーを生んでいる。本書は日本で大きく取り上げられることがなかったこのシーンを、初めて網羅的に紹介。作品解説はもちろん、当事者たちや彼らの影響下にあるパンク勢へのインタビューも盛り込み、その実態を浮き彫りにする。
目次
1 INFLUENTIAL ARTISTS(ピンク・フロイド;プリティ・シングス;インタビュー:ウォリー・ウォラー(プリティ・シングス)
デヴィアンツ
ピンク・フェアリーズ ほか)
2 VARIOUS ARTISTS PSYCHEDELIC,FLOWER POWER,FOLK,BLUES,JAZZ‐ROCK,PROG‐ROCK,HARD ROCK,PUB ROCK,PROTO‐PUNK…,etc.(インタビュー:トゥインク(トゥモロウ、プリティ・シングス、ピンク・フェアリーズ他)
ビート・グループの時代~地下で活躍する人々の“前歴”
アンダーグラウンド・シーンのレーベルとキーパーソン
他の地域との繋がりと影響
インタビュー:アンディ・コルクホーン(ワルソー・パクト、タン・ダー・ユース、デヴィアンツ他) ほか)
著者等紹介
白谷潔弘[シロヤキヨヒロ]
音楽ライター。60~70年代のビート、サイケ、ハード、グラム・ロックを中心に執筆中。プリティ・シングスとピンク・フェアリーズ、デヴィアンツ周辺が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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