内容説明
1990年にニュー・パワー・ジェネレーションを結成、最新のサウンドを貪欲に取り入れながら新たな展開を見せ始めたプリンス。新しい恋人たちから得た刺激も作品に反映していた90年代前半は、もともと旺盛な創作意欲に拍車が掛かった時期だ。しかし契約更改を機に所属レーベルとの関係が徐々に悪化。改名騒動や、頬に「SLAVE」と書いてステージに立ち抗議の姿勢を見せるなど、波乱の時代でもあった。本書では『ゴールド・エクスペリエンス』を軸に、本作と関連する自身のアルバム、参加作品まで含めて、残された多数の音源を徹底検証。常人離れした多作家がどのような流れで高品質の作品を生み続けていたのか、その真相に迫る。
目次
第1章 契約
第2章 改名
第3章 ゴールド・エクスペリエンスの時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうきなかもと
5
この頃のプリンスが一番好きかも。自分が中高生の頃で初めて買ったアルバムがラブシンボルだった。なにせ自分の誕生日10月13日発売だったかんね。その後、プリンスを追いかけるも、深すぎて全体像が全然わかんない。でもTGEの時代、ラジオからは毎日のようにプリンスのニュースが流れていた気がする。発売前から、全世界にその存在を知られていたアルバム。ワーナーミュージックの重役になったぐらいからアルバム発売までくらいのプリンスを追っかけてるのが本書。目眩を起こしそうなほどの情報量。ファンは読むべし。2023/10/13
Naosan_5 .Jeweler
2
①動機→90年代のプリンスについて知りたいから。 ②感想→やはりプリンスのワーカーホリックぶりがうかがえて、ジミ・ヘンドリックスと違って、よく生きていたと正直思いました。 ③結論→正直言ってマニア向けで、ほぼ学術書・研究書レベルです📖2023/01/26
komplex
0
★★★★★2022/06/22
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