感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つーこ
36
日本の洋楽ロックの礎を担ったウドー音楽事務所。過去に来日したロックスターやライブ開催に関する裏事情などが良く分かる1冊。あの時代、何もないところから、あんなアクの強い人達を招いて・・なんて、ホント大変だったろうな〜と思うし、この本には書けなかった事もたくさんあるんじゃないのかな〜と推察されます。そして今、2年近くも外国ミュージシャンのライブに行けてないこの時期だからこそ、これを読むと現状が辛くなりライブが恋しくなりました!!2021/12/27
バトルランナ-
15
図書館本だけと、これ買って、プレイリスト作るわ。4.7点。 巻末の俺バージョン。 最初に行ったコンサート。 1982年5月17日か18日。TOTO聖なる剣が出てからすぐ、購入してから1週間くらいで全然聴き込んでいない時に行った武道館。パンフを買ったら帰りの電車賃が無くなって前に座っていたカップルに買ってもらった。 心に残るベストコンサート ①パットベネター 1995年、Pat Benatar初来日 大阪厚生年金会館 バックバンドの演奏力の低さとパットの人の良さにびっくりしました。客入りも良くなかった。2023/06/25
のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅
10
ウドー音楽事務所が海外から呼んだ数々のアーティスト公演の記録が年代順に事細かにまとめられている(1971年〜2019年)。中高生の頃、ネットもスマホもない時代、新聞雑誌でビッグなアーティストの来日公演を知るとき必ず目にしたのがこの「ウドー音楽事務所」の文字だった。洋楽にかぶれていた当時、親にお願いして取ったチケットから自分のお金で買ったチケットまで、どの公演も全部懐かしい。巻末の公演一覧、あぁあの時の大阪城ホールは11月で月曜だったんだぁとか、このLIVEはバイト休んで観に行ったっけとか、思い出すなぁ。2023/05/20
imagine
9
高校生の頃、ウドーの事務所までチケットを受取に行った記憶がある。時系列で並べられたエピソードと、巻末の全公演日程の資料価値は高い。思わず自分の思い出深い公演を探してしまった。公演を控えたビリー・ジョエルが阪神淡路大震で被災、クラフトワークが川崎競輪場を探訪など、貴重な話が連発。ラットの公演日数は当時の過熱ぶりを物語る。近年の懐古的なラインナップは、キョードーからロック部門を引受けたゆえか。新たな才能を招聘してほしい。ツアマネさん達がアーティスト側に懸命に寄り添い機嫌を取るのが、大変だがとても楽しそう。2022/02/12
O-chami
5
僕の来日アーティスト初ライヴは大学生時代のELOの武道館、これはキョードー東京の招聘😅社会人になり30代半ばから復帰、何年何月のライヴ確認とアーティストの零れ話が愉しい。Stones~Paul~Elton John~Eagles~Ringo~S&G~etc.etc.ウドー音楽事務所には大変お世話になりました😊BGMはGeorge Harrison+Eric Clapton Bandの1991年東京ドームで優しく唄われた「Here Comes The Sun」~「Wonderful Tonight」🎶2023/06/17