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内容説明
1969年から2003年までのインタビュー記事から厳選した珠玉の32本をノーカットで一挙掲載!ボウイが語る、ボウイのリアル。
目次
過剰な深読みは止めて欲しい、と懇願する変わり種デヴィッド・ボウイ
オー・ユー・プリティ・シング(まったく、この可愛いヤツめ)
ドーチェスターのデヴィッド
さよならジギー、そしてアラジン・セインに丁重なるご挨拶を
ボウイ、自分の声を探し当てる
ボウイ、スプリングスティーンに会う
ボウイ:今や僕は一人前のビジネスマンだ
さよならジギー、そして…
デヴィッド・ボウイとの12分間
エリート主義者の告白〔ほか〕
著者等紹介
イーガン,ショーン[イーガン,ショーン] [Egan,Sean]
多くのバンドのメンバーにインタヴューした作家でジャーナリスト
迫田はつみ[サコダハツミ]
東洋英和女学院短期大学英文科卒業後、ロック雑誌編集部などを経て1990年よりフリーランスの翻訳業に入る
田村亜紀[タムラアキ]
日本大学文理学部卒。株式会社シンコー・ミュージック(当時)勤務を経てフリーランスの翻訳/通訳として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
39
デヴィッド・ボウイを一言で表すのなら(そんなことできるはずないのですけれども、ま、便宜上強引に)、「誠意あふれる虚言壁の持ち主」です。自分の作品への評価、行動についての理由をころころ変えます。それはその時点において過去を見つめた時の評価、感想なのでしょう。なぜそれを行ったのかを自己分析しつつ、自己を用いて二次創作しているのです。過去のデヴィッド・ボウイを今のデヴィッド・ボウイが見つめて、ゆがめて磨いて解体して……つまりボウイはボウイを作品として存在させているのです。その様子がよくわかるインタヴュー集です。2021/01/10
ニ詩子
1
Every time I thought I'd got it made It seemed the taste was not so sweet には、ずっとウソつけ!と思っていたが、最近認識を改めた(遅い)。その時々にハマっていることがあまりにもわかりやすい人で、手の内を開けっぴろげにしてしまうような、自虐的ともいえる矜持を見る思いだった。カッコ良かった。 He's gone and now I'm feeling so lonely 2017/12/19
Hagieen
0
デビッド・ボウイはリアルタイムでは80年代から知ったので、都会派ポップスターの印象を持っていたが、過去作品など広く聴いていくうちに、その多様性やチャレンジ精神に驚かされた。数少ない日本での露出からは物静かで知的、という印象を持ったが、本当の彼の人となりや考え方はどんなだろう、と興味を持った。このインタヴュー集を読むことで、その断片が知りえるのではないか、そう思い手に取った。なかなかの物量だが価値ある一冊に思う。2017/06/25
chico
0
外国の音楽雑誌のインタビューである。理屈っぽいけど、面白いのもある。インタビュー嫌いというのもよくわかる。