アレサ・フランクリン リスペクト

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  • サイズ A5判/ページ数 507,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784401641017
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

内容説明

信頼すべき筋がすべてを明らかにした、クイーン・オブ・ソウル伝記の決定版。アレサの足跡が、そしてその途中で何度も遭遇したけた外れの栄光と深い失意の数々が、近親者、友人、関係者らの膨大な証言と資料をもとに感動的な筆致で描かれている。

目次

1 聖なる源(父と娘;不安定 ほか)
2 コロンビア(最大にして最高;ひも紳士 ほか)
3 アトランティック(ネヴァー・ラヴド;突っ走りつづけろ ほか)
4 アリスタ(父のいちばんのお気に入り/お父さん子;再び軌道に ほか)
5 冬の雌ライオン(アレサが望むもの;オールディーズ・バット・グッディーズ ほか)

著者等紹介

リッツ,デイヴィッド[リッツ,デイヴィッド] [Ritz,David]
グラミー賞受賞作家。グリーソン・ミュージック・ブック・アワードの4度獲得は史上最多記録。2013年にはバディ・ガイとの共著書『When I Left Home』で、ASCAPティモシー・ホワイト・アワードのアウトスタンディング・ミュージカル・バイオグラフィ賞を獲得した。これまでに自伝2冊、小説数冊のほか、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズ、マーヴィン・ゲイ、B.B.キング、エタ・ジェイムズ、スモーキー・ロビンソンなどとの共著書を数多く残している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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minamimi

3
映画『アメイジング・グレイス』を観て気になっていたアレサ・フランクリンの半生。演奏が始まるまで、緊張で青ざめているかのように映っていたのは、アレサ・フランクリンのほんの僅かな一面で、その内気で繊細さを守るために、強がり横柄な態度を取っていたことを知る。自身の才能を信じ、時に信じすぎて周りを見ようとせず、栄光と挫折を繰り返し、それでもトップに居続け力。ものすごく濃密な人生。2021/09/18

yoyogi kazuo

2
デヴィッド・リッツの前書きによれば、彼女の依頼で自伝を書いたのだが、その本にはどうしても満足できなかった。なぜなら、アレサは頑なにガードを守り、個人的な心情を決してリッツに打ち明けなかったからだ。その結果、アレサの理想化された自己イメージをなぞるだけの、ただの自画自賛本になってしまったという。 この『リスペクト』では、彼女の兄弟姉妹や周辺の関係者からの聞き取りを中心に、先の自伝には書かれなかった事実を明らかにしている。しかしこういうのを読むと、スターって大変だなあと思う。 2020/01/06

Naomi Araki

1
読了に4ヶ月ぐらいかかってしまった。初めて動いている彼女を見たのは、ブルースブラザーズ(1981年日本での公開)で、なんとなくあの時の役のような人物と思い込んできた。(ダイナミックで親しみの湧くオバチャンと)。実際は気軽に呼びかけてはいけないミズフランクリン。正直言って、この本の著者と同じように、アトランティック時代のヒット曲での彼女が好きで、80年代以降の話は結構しんどかった。あれだけの歌声があるのに、色々、無駄な時間を費やしていたのでは、と読んでいて辛くなってしまったから。2021/12/31

Naoe Kurokawa

1
やっと読んだ。分厚くて、書かれている時代も長くて、有名無名のアーティストや伝説的な偉人…膨大な数の人びとが出てきて、生き馬の目を抜くビルボードの世界をスリリングに生きていく。アレサもその1人。10代で妊娠、出産、父や兄弟姉妹へのコンプレックス、果てもない巡業の旅。天才と言われながらも長らくヒット曲に恵まれず、歯をくいしばるようにして這い上がり続けた下積み時代。読後は、映画「天使にラブソングを」がみたくなった。アレサに栄光あれ。2016/08/04

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