ジョン・コルトレーンインタヴューズ

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  • サイズ B6判/ページ数 538,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784401635238
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

孤高のテナー奏者、ジョン・コルトレーンが遺した言葉。本書は、現存するほぼすべてのコルトレーンのインタヴュー、関連記事、回顧録、ライナーノーツを網羅した画期的な一冊。まさに、トレーンが自身の言葉で話している本である。

目次

第1部 1952~1960年(アフロ、ビバップのコンサートへ行く(ルーファス・ウェルズ)
ジョン・コルトレーンへのインタヴュー(オーガスト・ブルーム)
ファンとのやりとり(クロスビー・K・コルトレーン;ジョン・コルトレーン;ノーマン・クライン) ほか)
第2部 1961~1962年(コルトレーン―人と音楽(ジーン・リース)
ジョン・コルトレーンへのインタヴュー(ラルフ・J・グリーソン)
カウントダウン・アット・アバート:新たなジャズの王、この地より飛翔す(トニー・ギエスク)
 ほか)
第3部 1963~1967年(ある夜のコルトレーン:四五分間のソロ演奏(ケン・バーナード)
トレーンの魅力は人種を超えた(ボブ・ハンター)
トレーンの思い出(その一)(ランディ・ハルティン) ほか)

著者等紹介

デヴィート,クリス[デヴィート,クリス][DeVito,Chris]
フリーランス・ライター兼コピーライター。2008年度BBCジャズ・ブック大賞受賞作『John Coltrane Reference』のメイン・ライター。イリノイ州アーバナ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Junya Akiba

1
音の奔流、怒りのサックスとも言われるジョン・コルトレーン。しかし、実際は、温厚で柔和、紳士的なこの音楽家を知るための十分な資料を見ることができる。有名ではあるが、マイルス・デイビスのグループで働いた時のこと、そして、大きな転換点になったというセロニアス・モンクと過ごした数ヶ月とそれに続くファイブ・スポットでの共演。さらには、コードに着眼したジャイアント・ステップスから、モード、リズム、東洋・アフリカの音楽への傾倒、そして最後に信仰、神に捧げる愛の音楽へ。彼自身の言葉でその遷移が認められる貴重な一冊。2018/07/29

北澤

1
バイオグラフィーに関する質問等同じ様な記述が何度も出てくるので、厚さの割に得られる情報は少ないです。インタビューも61-62年頃が3分の1を占め、他はやや駆け足気味。ただ訳が上手く、元々の内容が良い記事は本当に引き込まれます。特に最後(p479)に出てくる無名新聞の追悼文は、彼の音楽や仲間、聴衆に対する誠実さを克明に書き出しており、名文だと思います。あとはp99、149、198のインタビュー、ドルフィーとの対談(p232)が良かったです。61年ヴィレバンのトレーンはジョン・ギルモアを意識していたんですね。2014/04/11

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