内容説明
世界で一番最低で最高の男。ぶつけるあても無い怒りに満ちた少年時代、そして15才でのドロップアウト。そこで彼が見いだしたのはロックン・ロールであった。伝説のパンク・バンド、“セックス・ピストルズ”のベーシストとして、一躍時代のカリスマへと祭り上げられた彼が抱えていた葛藤と不満、そして“シド・ヴィシャス”としての、あまりにも短すぎる人生の全記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shige
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セックスピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャスについての伝記。 生い立ちからピストルズ加入、そしてヘロインの過剰摂取によって亡くなるまでが書かれています。 パンク好きにはいい本ですが、訳が分かりずらく、ピストルズについてある程度の知識がないと苦しいかもしれません。 シドの写真やピストルズのレコードのアートワーク、ライブのフライヤーや当時の新聞記事も載っているので、パンク好きにとってはこれだけでも資料として楽しめます。2015/05/23
冨井 丸
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★★★★☆ 一言で言えば、かなり面白かった。でも、それはシドが好きでパンクが好きだから。写真もあるし、ただそれだけ。興味無い人にはちっとも面白くない本だと思う。ある程度の知識がないとチンプンカンプンだとも思う。唐突に人物名が出てくる&その人物に対しての説明無し。最初から玄人向けの設定なのか。そして、あきらかに日本語がおかしい。翻訳物の全てに思う事なんだけど、原文に忠実過ぎるんじゃないでしょうか。意訳して噛み砕いて、会話は日常会話に落とし込んだりしたほうが良いのでは。2019/10/22