内容説明
日本の手作りの音楽はどこから始まりどこへ行こうとしているのか。60年代初期のアメリカン・フォーク・ムーヴメントの影響を受け、オリジナルな日本のフォーク&ロックが生まれていく過程を追う。約30年間の歴史を振り返るのに格好の著。
目次
第1章 胎動~’65
第2章 幸福な時代’66~’69
第3章 揺れる志’70~’73
第4章 変貌’74~’75
第5章 歌はどこへ?’76~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もりくに
36
「マキタのターボ掃除機」を、娘がプレゼントしてくれた。「母の日」と、少しの「父の日」で。優れもの!軽量で小回りが利くので、「本棚」の掃除に最適。この本も、「本棚」の奥から、日の目を見た。日本「フォーク」の創成期から関わった田川律さんが、1982年にまとめ、さらに10年後に「補足」をつけ出版したもの。大学で、「あなたはオンチではない」というポスターに惹かれて、「うたごえ」サークルに入ったのが、運のつきと。60年代初めの「カレッジ・フォーク」の後、67年の「高石友也」の登場で、「日本のフォーク」は幕を開ける。2019/06/02