内容説明
今でこそ神格化され不世出の天才バンドと見られているが、現役の頃の彼等に対する世間の評価は低く、また、見当はずれの風俗現象と捉える評論家も多く、正当に彼等を評価するメディアは殆どなかった。そんな中で、当時ビートルズの極東出張所と自他共に認めていた“ミュージック・ライフ”の記事は、まさしく一喜一憂するファンの代表として独自の光を放っていた。本書は、デビューから解散に至るまでの波乱に富んだ10年間を“ミュージック・ライフ”の記事で再現した、貴重なビートルズ追体験ドキュメントである。
目次
新人登場!!「抱きしめたい」のビートルズ
ビートルズ―ピンからキリまで(湯川れい子)
〈ジョン、ビートルズ脱退〉の真相(ジョン・レノン)
ビートルズと会ったエルヴィス・プレスリー
ビートルズと歩んだ5年間―ビートルズのレコーディング・マネジャー、ジョージ・マーチンにはじめて聞く
ブライアン・エプスタイン、8月27日に死去
リンゴはビートルズの生活をどうみているか
ジョージ・ハリソンの新しい人生哲学
ビートルズ、その人間性と才能(ジョン・レノン;ポール・マッカートニー;ジョージ・ハリソン;リンゴ・スター)