内容説明
初心者にもわかりやすく楽器としての津軽三味線や奏法を詳細に解説。津軽三味線奏者・木下伸市が誕生するまでの物語も収載。
著者等紹介
木下伸市[キノシタシンイチ]
1965年生まれ。和歌山県出身。幼少の頃より民謡を覚え、10歳の時から三味線を習う。82年、NHK邦楽オーディションに津軽三味線で合格。86~87年、「津軽三味線全国大会」2年連続優勝。2000年、津軽三味線全国大会歴代A級チャンピオン山田千里杯争奪戦初代グランドチャンピオン。ダイナミックかつ繊細な音色は聴衆を魅了し、百年に一人といわれる津軽三味線奏者として絶賛されている
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感想・レビュー
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ミノムシlove
5
木下伸市時代に生演奏を聴きに行ったことがあります。今になって津軽三味線を始めヨチヨチ歩きで練習しておりますが、これは秀逸!和楽器は敷居が高いイメージがあり、各流派の間で何かあるのか?定かではないが、なかなかここまで噛み砕いて説明してくれている教則本は見当たりません(有ったらすみません)。全くの独学は無理だと思いますが、先生につき学んでいる中でこの本を繙くと、気づきがたくさんあり本当に勉強になります。図書館本ですので、借りてるうちにいっぱい吸収するつもりです!良い本です。2023/01/31