出版社内容情報
シスター・ウェンデの母と子に贈る絵本(オールカラー)12枚の名画にそえたシスターの言葉に〈耳をすまして〉聞き、人生の大切なテーマを、母と子とで語り合う絵本。,
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆにす
6
西洋絵画の解説として面白いし、キリスト教の教えを簡潔に語っています。ミレーの「羊飼いの少女」から~「わたしたちは、にぎやかに元気に動きまわっているだけでなく、心のずっと深いところで大切なことを考えたり決めたりします。わたしたちは自分で考えて、一番賢い生き方を見つけなくてはなりません。神さまはいつでも助けてくださいます。静かにしていれば、一番よい道に導いてくださるのです」2014/05/27
AKO
1
お借りした絵本シリーズ10冊目。美術鑑賞をしながら、1ページ1ページを丁寧にめくりたい本だった。宗教的なことは別にしても、生きていくうえでの大切なことを教えてくれる。子どもも大人も生きていくうえでの大切なことって共通。2023/03/18
もちもち
1
キリスト教美術の名立たるものと、絵につけられたシスターの言葉の絵本です。「絵を見るのも、神さまの声を聞くことです。」なるほどそうかと絵を見てみれば、確かに心に響く何かがある。絵を見ながらシスターの言葉を読めば、おやそういう見方もあるのかと心が洗われる思い。自分が絵に着目するところは、もうすこし、俗でくだらないことでした。「家族」のページが、お気に入り。やさしい人になるための、入門書。2012/05/10