内容説明
いのちを見つめる。おとなも子どももつらいとき、乗り越えていく力をいっしょにはぐくむ。著者は病気の子どもとその家族を精神的にサポートする専門医療スタッフCLS(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)。日々の現場の出会いから考えたことを綴り、いまわたしたちに必要な本当の「いのちの教育」について提言する。
目次
1 パパやママががんになったら(パパやママががんになるということ;子どものツメ、切ったことないんです;「お仕事であえない」って言いました;ハワイアンサンセット;かあちゃんが一番言いたかったこと;わがままロンググッバイ・パーティ)
2 生きるってどんなこと?(二歳の主張;三歳の告白;普通のおかあさん;コップの法則;となりびと;無知は罪―専門家会議にて;一緒に背負う;いじめ撲殺の大原則―ある大学にて;生きることは選ぶこと―みじめさに傷つく)
3 いのちの教育(言葉の定義;チャイルド・ライフ;子どもの発達と死の理解;学校でする「いのちの教育」)
著者等紹介
藤井あけみ[フジイアケミ]
チャイルド・ライフ・スペシャリスト(Child Life Specialist:CLS)。横浜市出身。青山学院大学文学部史学科卒。1997年Mills College大学院チャイルド・ライフ課程修了。帰国後、浜松医科大学附属病院、名古屋第一赤十字病院、宮城県立こども病院、国立がん研究センター中央病院、聖路加国際病院、千葉県こども病院、手稲渓仁会病院、北海道大学病院にCLSとして勤務する。九州大学大学院総合新領域学府非常勤講師、北海道大学病院助教を歴任。2001年、日本チャイルド・ライフ研究会を設立し代表をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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