目次
大いなる招待―マタイ福音書一一.二八‐三〇
もろもろの心労―1ペテロ書五.七‐一一
姦淫の女―ヨハネ福音書八.一‐一一
キリスト者の自由―ガラテヤ書五.一‐五、一三‐二四
人生の断層―使徒行伝一六.一六‐三四
汝は我を知り給う―詩篇一三九篇
汝の敵を愛せよ―マタイ福音書五.四三‐四八、2コリント書二.五‐一
虚無に抗して―ロマ書一三.一一‐一四
イエスを仰ぎ見るべし―ヘブル書一二.一‐四
世にありて―ヨハネ福音書一六.一六‐三三
著者等紹介
井上良雄[イノウエヨシオ]
1907‐2003年。西宮に生まれる。東京府立第一中学校、第一高等学校を経て京都帝国大学独文科卒。同人誌『磁場』『麺麭』などで文芸評論を書き、「宿命と文学に就いて」「芥川龍之介と志賀直哉」などで新進批評家として注目された。法政大学講師となるが、34年、治安維持法違反で検挙され失職。その後、日大で講師を務めながら精神的彷徨の時期を過ごす。このころカール・バルトを読み、また教会に通い始めた。45年3月、日本基督教団信濃町教会で福田正俊牧師から洗礼を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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