感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
松本直哉
24
右の頬を打たれたら左の頬も向けよという聖句の解説に驚く。右の頬を打つには右手の甲を使う(不浄とされる左手を使うのはタブー)。右手の甲で打つのは奴隷への侮辱の表現。これに対して左の頬を向けるのは、右手でちゃんと殴ってくれという意思表示、すなわち奴隷ではなく対等の相手として殴ってくれという意味なのだそうだ。暴力に対して暴力で返すのでもなく、無抵抗なままでもなく、第三の選択肢、相手のよって立つ基盤を顛倒させ笑い飛ばし、別の次元に持っていくような戦いがイエスの戦いだった。「蛇のように聡く」という別の聖句を連想2026/01/04
ころりん
2
「非暴力コミュニケーション(NVC)」を学んで、マーシャルが言及していたウォルター・ウィンクの本が訳されていた! 「敵を愛せよ」などのイエスの言葉は、「非暴力的抵抗」であって、「無抵抗」ではないことをダイナミックに展開。 「どうしたら恵み深い神を見出せるか」から「どうしたら敵の中に神を見出せるか」(76頁)という問いへとパラダイムシフトする挑戦。 自分にも相手にも「人間性」を見出す、などなどNVCそのもの。 「絶対的平和主義」(平和が目的)とは違う、平和構築(人間性の回復が目的)への招きにシビれています。2018/03/05
冬
0
言っている内容は分かるんだけどなぜかすんなり入ってこなかった。合う合わないの問題なのか、私の神学的理解が不足しているせいなのかは微妙ではあるものの、この本というより私自身の問題な気がします。私はあまり好きな本ではなかったけど、聖書で語られている非暴力の誤解をきちんと説明していたり、現実にあった非暴力の内容も書かれているので良書なのは間違いないと思う。5章の内容は比較的意味が取りやすかった。2015/09/25
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