出版社内容情報
宗教、科学、進化論、生と死、差別、同性愛などの諸問題を、六名の気鋭の研究者が多角的に論じ合った学際的な共同研究。
内容説明
本書は、この2年来、「差異(差別)の克服としての信仰」というテーマのもとで行なわれてきた、一連の講演会およびシンポジュウムを中心に、さらに学内外の専門研究者からのご寄稿を得て、取り纏められた意欲的な労作です。
目次
第1部 宗教の見る現実・科学の見る現実(シンポジウム:宗教の見る現実・科学の見る現実;意味と現実―無限の神秘を前にした人間の思考;オット教授の講演を聴いて;近さと隔たり―シンポジウムに関する覚書;神学と科学―私たちは何処にいるのか;キリスト教と進化論;「宗教と科学」に見る近代化の諸相―進化論を中心にして;生命との対話―人体標本が示すもの)
第2部 差別・差異の克服としての信仰(「いのち」の教育―ターミナルケアの視点から;難病患者の心理・社会的問題―ソーシャルワークの視点から;ハンセン病文学とキリスト教;同性愛とキリスト教―アメリカ長老教会のゲイ按手礼問題を中心に;フォースターは見た、言った、聞いた―「訪れ」を待ちながら;差別される性―日本古代・中世逸話における女・蛇と仏教;宗教における生と死)
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