内容説明
本書において、著者は聖書的リアリストの立場から新約聖書にアプローチする。その際、イエスを精神化し現実政治とは無関係とする立場、またイエスを挫折した革命家として政治化する立場の両者を斥けつつ、イエスの言葉と行為において指向され実現された神の国の独特な政治性を明らかにする。
目次
第1章 メシア的倫理の可能性
第2章 近づく神の国
第3章 ヨベルの年が示唆するもの
第4章 神が私たちのために戦われる
第5章 非暴力抵抗の可能性
第6章 試算表―これまでに述べたことの点検と吟味
第7章 キリストの弟子とイエスの道
第8章 キリストと権力
第9章 革命的従属
第10章 「人は皆、従うべし」―ローマ人への手紙13章と国家の権威
第11章 恵みにより、信仰をとおしての義認
第12章 小羊の戦い
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