内容説明
本書は、二十世紀もあと五年を余すのみとなった世紀末の今、人類がこのデリケートな地球というちっぽけな惑星の上で、いかにこれからの世界を建設していくべきなのか、そしてその中でのキリスト教の意味はいかなるものなのかを書いたものである。
目次
第1章 バルト―神の言葉の神学における救済史
第2章 ブルンナー―出会いの神学における救済史
第3章 ティリッヒ―カイロス
第4章 シュヴァイツァー―生命への畏敬の理念の発展
第5章 トインビー―諸文明の興亡
第6章 ヤスパース―基軸時代
第7章 モルトマン―希望の神学から生態論的創造論へ