ロゴセラピーのエッセンス―18の基本概念

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ロゴセラピーのエッセンス―18の基本概念

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  • サイズ B6判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784400310808
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C1011

出版社内容情報

本邦初訳。
フランクルが『夜と霧』英語版だけに付した貴重な入門論文。
ロゴセラピーを分かりやすく解説してほしいというアメリカ人読者の要望に応え、18の基本概念をコンパクトに説き明かしたもの。また論文「心理療法における精神の問題について」(1938年)を付す。

巻末の解説は、日本でロゴセラピーを実践する精神科医・本多奈美氏(東北大学)と臨床心理士・草野智洋氏(静岡福祉大学)による2本。

人間を「意味」(ロゴス)を探求する実存者と捉え、対話を通じ、自分自身で「意味」を発見する力を育もうとするロゴセラピーは、現代を生きるすべての人に汲み尽くせぬ豊かな示唆を与えるだろう。

【目次より】 ロゴセラピーの基本概念
  1 意味への意志
  2 実存的フラストレーション
  3 精神因性神経症
  4 精神の力学
  5 実存的空虚感
  6 人生の意味
  7 実存の本質
  8 愛の意味
  9 苦悩の意味
  10 メタ臨床的な問題
  11 あるロゴドラマ
  12 超意味
  13 人生のはかなさ
  14 技法としてのロゴセラピー
  15 集団的神経症
  16 汎決定論批判
  17 精神科医としての信条
  18 精神医学における人間性の復活

心理療法における精神の問題について
解 説 (本多奈美・草野智洋)

ヴィクトール・フランクル[ヴィクトール フランクル]
ヴィクトール フランクル(Viktor Emil Frankl) 1905年、ウィーンに生まれの精神科医。ウィーン大学医学部卒業。ナチにより強制収容所に送られた記録は『夜と霧』にまとめられて有名。最初の妻をはじめ家族のほとんどを失った。1955年よりウィーン大学教授(神経学、精神医学)。実存分析、ロゴセラピー(実存分析的精神療法)の創始者。
ロゴセラピーとは人間の意味への指向・その意志を重視し、深層における精神的実存的人間の発見を意図する療法。1997年没。著書に『死と愛――実存分析入門』、『時代精神の病理学』、『神経症――その理論と治療』『精神医学的人間像』『識られざる神』など。

赤坂桃子[アカサカモモコ]
赤坂桃子。翻訳家。上智大学文学部ドイツ文学科および慶應義塾大学文学部卒。訳書にハドン・クリングバーグ・ジュニア『人生があなたを待っている――〈夜と霧〉を越えて 1・2』(ヴィクトール・フランクル評伝)、イレーネ・ディーシェ『お父さんの手紙』、トム・ヒレンブラント『ドローンランド』、メヒティルト・ボルマン『希望のかたわれ』、『沈黙を破る者』ほか多数。

内容説明

『夜と霧』英語版に付けられた貴重な入門論文。初訳。ロゴセラピーを分かりやすく解説してほしいというアメリカ人読者の要望に応え、フランクル自らが18の基本概念をコンパクトに説き明かしたもの。初期論文「心理療法における精神の問題について」(1938年)を併録。巻末には、日本でロゴセラピーを実践する精神科医・本多奈美氏(東北大学)と臨床心理士・草野智洋氏(静岡福祉大学)の解説を付す。

目次

ロゴセラピーの基本概念(意味への意志;実存的フラストレーション;精神因性神経症;精神の力学;実存的空虚感;人生の意味;実存の本質;愛の意味;苦悩の意味;メタ臨床的な問題;あるロゴドラマ;超意味;人生のはかなさ;技法としてのロゴセラピー;集団的神経症;汎決定論批判;精神科医としての信条;精神医学における人間性の復活)
心理療法における精神の問題について

著者等紹介

赤坂桃子[アカサカモモコ]
翻訳家。上智大学文学部ドイツ文学科および慶應義塾大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コジターレ

9
以前好んで読んでいたフランクル。この数年,問いの立て方が何よりも重要ではないかと考えており,ふとフランクルのことを思い出して読んでみた。技法よりも本質的なところで問いを立てること・意味を見出すことの重要性を改めて感じる。2人の専門家による解説がついていることで本文の理解が深まるという構成も良かった。2021/02/24

まろすけ

6
不朽の名作【夜と霧】の著者。ロゴセラピー関連の本は敷居が高そうで敬遠してたけど本書は読みやすく助かりました。フランクルさんやっぱり好きだ。⚫実存的空虚感。伝統が失われた世紀で増えた⚫実存的空虚感は様々な仮面で現れる。意味への意志が欲求不満に陥ると権力や快楽への意志で埋め合わせようとなる⚫ロゴセラピーを心理療法に補完することで実存的空虚を満たし再発防止する⚫ロゴセラピーでは身体次元と心理次元を超越した精神次元の働きを活性化し、意味に向かう。人間は自分の心身を守ることから離れ、意味実現に向かうことのできる存在2019/09/09

Amano Ryota

4
何かの為に苦しむことと苦しみ自体に意味を見ること。「彼らの疑問は、『この収容所を生きて出られるだろうか?もしそうでなかったら、いまの苦しみはまったく意味がなくなってしまう』というものでした。それに対してわたしを苦しめていた問いはこうです。『わたしたちのこの苦しみと死のすべてには意味があるのだろうか?そうでなかったら、生き残れたとしても、結局何の意味もなくなってしまう。その意味がそのような偶然に依存しているような人生ならば、命が助かっても助からなくても、そもそも最初から生きるに値しないのではないだろうか』」2016/11/19

清水聖

2
準備中2023/07/16

ゆき

2
翻訳本は苦手なのだが本書は読みやすく、分かりやすかった。また巻末にある解説(本多奈美氏、草野智弘氏による解説)は具体例を参考にして説明されており、とてもわかりやすかった。2020/07/08

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