内容説明
建学の精神にキリスト教を掲げる大学は、学問研究と信仰、教育活動と伝道とを、どのように位置づけるべきなのか。青山学院大学総合研究所が4年間にわたるプロジェクトとして行った共同研究の成果。
目次
第1部 神学の学問論/知のあり方(学問論の文脈における青山学院大学教育方針の意義;知と超越―理性の真実の復権を目指して ほか)
第2部 哲学の学問論/知のあり方(一八〇〇年前後のドイツ大学論・学問体系論;現象学の学問論 ほか)
第3部 社会倫理と学問論/知のあり方(キリスト教神学と社会科学;社会的証しのキリスト教倫理(社会起業家の時代に))
第4部 キリスト教大学における教育の諸問題(日米女子高等教育におけるリベラル・エデュケーション―その発祥と展開;聖書学から見た大学の知―授業評価と知の伝え方 ほか)
著者等紹介
茂牧人[シゲルマキト]
1958年生まれ。上智大学大学院哲学研究科哲学専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学)(京都大学)。青山学院大学総合文化政策学部教授
西谷幸介[ニシタニコウスケ]
1950年生まれ。東京神学大学大学院神学研究科神学専攻博士後期課程修了、Dr.theol.(バーゼル大学神学部)。青山学院大学国際マネジメント研究科教授、大学宗教主任(専門職大学院担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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