感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yumiko takayama
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すごく難しかったけど、無事に読めてよかった。教会に結ばれるものとして、奉仕の義務を喜ばしくも与えてもらうこと。そして、神の栄光を映し出すものになること。それは、取り去られることのない、永遠のしるしとなる。私のでも教会のものでもない。主イエスキリストの洗礼なのだ。2013/11/28
amanon
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バルトの著作には独特の熱っぽさがあり、それに引き込まれて読み進めてしまうという傾向があるが、これは講義録ということもあって、特にその傾向が顕著だった。ただ、訳者が解説でも述べているように、四章における幼児洗礼批判はかなりひっかかるものがあった。解説によると安易な幼児洗礼是認が長い目で見れば教会の堕落をもたらしかねないということらしいが、このあたり今日の視点から今一度の熟慮を要するのではないか?2008/09/09