内容説明
「教会のすべての秩序が崩れても、われわれは説教しなければならない。」―非合法の牧師研修所で語られた戦う説教論。時代の嵐の中で、いかにして神の言葉を曲げずに語りうるのか。説教の本質から実践的アドバイスにまで及ぶ濃密な講義。
目次
第1章 神が委ねてくださった説教の使命
第2章 常に新しく続けられる宣教
第3章 宣教の言葉と教会
第4章 選びと結合
第5章 戦いとしての説教・しるしと奇跡
第6章 宣教の諸形式
その精神史的コンテキストにおける説教学者、説教者としてのハンス・ヨアヒム・イーヴァント、そして更にそれを超えて(アルブレヒト・グレツィンガー)
著者等紹介
イーヴァント,ハンス・ヨアヒム[イーヴァント,ハンスヨアヒム][Iwand,Hans Joachim]
1899‐1960。ドイツの牧師、神学者。ブレスラウ大学で学び、ケーニヒスベルク大学、告白教会牧師補研修所などで教え、戦後はゲッティンゲンとボンで教えた
加藤常昭[カトウツネアキ]
1929年生まれ。東大文学部哲学科、東京神学大学、ハイデルベルク大学等で学ぶ。鎌倉雪ノ下教会牧師、東京神学大学教授を務めた。現在、日本基督教団隠退教師。説教塾を主宰し後進の指導に当たっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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