バルト・セレクション<br> 聖書と説教

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バルト・セレクション
聖書と説教

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  • サイズ 文庫判/ページ数 622p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784400301615
  • NDC分類 191.9
  • Cコード C1116

内容説明

ワイマール末期からナチ時代を経て冷戦期に至る20世紀の激動の中で、ひたすら「神の言葉」に耳を澄まし続けた神学者の足跡。E・ブッシュが「1933年の、ユダヤ人に味方する最も決定的な言葉の一つ」と称したローマ書15章の説教も含む。聖書と説教をめぐる代表的論考2編と、1920年代から60年代に及ぶ時期から精選された21編の珠玉の説教。

目次

神の言葉への奉仕
聖書の権威と意義
和解の行為
貧しきラザロ―ルカによる福音書一六19‐31
ローマ人への手紙一五5‐13による説教
ルカによる福音書五1‐11による説教
マタイによる福音書二二15‐22による説教
この“世の”生と将来の生―コリント人への第一の手紙一五19‐20
私は生きている、そして、きみたちは生きるであろう―ヨハネによる福音書一四19
不死性〔ほか〕

著者等紹介

バルト,カール[バルト,カール][Barth,Karl]
1886‐1968。スイスのプロテスタント神学者。無名の牧師時代に著した『ローマ書』(第一版1919年、第二版1922年)が当時の思想界に衝撃を与え、弁証法神学の中心的存在となる。ドイツの大学神学部(ゲッティンゲン、ミュンスター、ボン)に招かれて教授となるが、ナチズムと対立して講壇を追われた(その後は母国スイス・バーゼル大学神学部教授)。ヒトラーに抵抗する教会闘争の思想的支柱となり、また戦後は冷戦的思考を批判し続けた

天野有[アマノユウ]
1955年静岡県生まれ。1979年早稲田大学教育学部教育学科卒業。1982年西南学院大学神学専攻科修了。1982‐1984年、日本バプテスト連盟奈良キリスト教会牧師。1991年九州大学大学院文学研究科博士後期課程中退。1993年ドイツ・ヴッパータール神学大学にて、ベルトルト・クラッパート(B.Klappert)教授のもとでDr.theol.(神学博士号)取得。現在、西南学院大学神学部教授、日本バプテスト高須キリスト教会協力牧師(2010年3月まで)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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マウリツィウス

18
【KARL/BARTH:THEOLOGIE】新約聖書ドイツ語化貢献に伴いむしろ拡大化した魔女狩り=虐殺傾向をバルトは看破しておりナチス共鳴性をドイツ政権から察知、古代ユダヤ教擁護論こそが旧約/新約連環と説く。ドイツ語訳ツウィングリを利用することで悪逆たるグノーシスと異端審問の明確類似を貫く《聖書論》を展開、テオスを独語訳した卓越図式化を最大利用することでの福音主義神学はバルト起源ではなくハルナック/ルターを調和還元した成果だ。存在し得ないものは消滅すべき、ヴィトゲンシュタイン吸収を孕んだ論理神学構築序説。2013/06/19

マウリツィウス

13
【カール・バルト諸論構成】旧約聖書論を展開したバルトによる卓見卓越と論理化された神学大系到達点が『ローマ書講解』以降に定着させた信仰像の明確化現象、変革させた旧約と新約の失われた結合の発見。古典詩論が構成してきた新約聖書の根幹、疑うべき項目を削除したマルキオン聖書の偽善はここに論破される。聖書/聖杯伝説の二軸を反対思想=神話形骸による神学疑似神話化をカトリック証明論に逆に再帰させてしまった文学虚構を唾棄すべきと断言したバルトは神学序論において福音主義神学の諸事項検討を形成していく論理メソッドは異端を破壊。2013/05/30

マウリツィウス

9
Karl Barthは確かに彼の《称号》でもあると刻んだ。《「古代教会」》と《「使徒時代」》の関連共通性を「信仰」とも訳出解釈出来る。《グノーシス》の正体を鮮明に明らかにした方法論とは《福音》、つまり《『新約聖書』》の明らかな定義でもある。古代教会と「使徒」とは「信条」、古典ギリシャ時代との《対抗性》を語った。ギリシャ語再現資料を手にしたバルトは旧約文明を破棄したのではなく《継承》、グノーシスの起源システムを異教分類しないための方法選択-新約時代における「使徒」と「ギリシャ異教」の対峙性を鮮明に区分した。2013/10/26

なつき

4
『バルト・セレクション1 カール・バルト 聖書と説教』読了。なんつーかやっと読めましたよ、バルトさんの説教をベタにきけましたよやっと。ほんと教会教義学のように語るのねって思ってしまった。教会についてのバルトのそれ。ほんとうに、おおきく、おおきく、私はこれからきっとたいへんです。2017/11/16

amanon

3
六百頁を越える大部ということで、かなり身構えて手にしたのだけれど、説教集ということで、意外な程さくさく読み進めることができた。ただ、その読みやすさに惑わされて、肝腎な所を読み飛ばしている可能性は大きいので、いずれじっくり読み返したい。何より気になるのが、本書のかなりの部分を占めるバーゼル刑務所における説教。解説にもあるが、バルトの説教は囚人達に概ね好意的に受け止められたとのこと。しかし、囚人達が具体的にどのような感想を抱いたのか?ということが気になる。後、「きみ」、「きみたち」という訳語が気になるな…2013/08/31

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