内容説明
大バシレイオス、ナジアンゾスのグレゴリオス、ニュッサのグレゴリオスという、四世紀後半に活躍したカッパドキアの三教父を、その生涯、実践的生活、思想の視点から丁寧に解説する。ヘレニズム世界にあって文化と福音の狭間で格闘した三人三様のあり方は、現代人にとっても示唆に富むであろう。
目次
1 背景
2 カッパドキア神学の起源
3 カイサリアのバシレイオス
4 ナジアンゾスのグレゴリオス
5 ニュッサのグレゴリオス
6 カッパドキア教父の功績
結び
著者等紹介
津田謙治[ツダケンジ]
1976年群馬県生まれ。2005年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士(キリスト教学専修)。明治学院大学、静岡県立大学非常勤講師を経て、現在西南学院大学国際文化学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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