出版社内容情報
詩篇を深く理解し味わうための必読書
厳密な私訳、詳細な語釈、各詩篇の構造と成り立ちの分析、そして思想と信仰について、行き届いた解説を施す。
古代オリエント学に通暁する著者にして初めて可能となった周辺世界への広い目配りにより、ヤハウェ信仰の詩文学の本質に迫る。
月本 昭男[ツキモト アキオ]
著・文・その他
目次
涙をもって種蒔く者たちは
ヤハウェが家を建ててくださるのでなければ
妻は葡萄の木、子らはオリーブの若枝
シオンを憎む者たちは屋根の草
みもとには赦しがあって
ヤハウェよ、わが心は驕らず
シオンこそ、わが憩いの場
ヘルモンにおりる露のよう
ヤハウェをたたえよ
ヤハウェのみ名は永遠に〔ほか〕
著者等紹介
月本昭男[ツキモトアキオ]
1948年、長野県に生れる。新島学園、東京大学、テュービンゲン大学大学院で学ぶ。現在、上智大学神学部特任教授、立教大学名誉教授。(公財)古代オリエント博物館館長兼務。無教会経堂聖書会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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