感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリー
71
昨夜、小説「月まで三キロ」を読みました。そのせいか、実際には毎年3センチずつ遠ざかる月ですが、心理的距離ならばもっともっと縮められるだろうと思い立ち、この本を手に取りました。そもそも、これまでの私は月を見上げても頭を働かせてなどいなかったことを思い知らされました。言われてみれば、小学生でも分かりそうな事にも、「へ〜、なるほど~、そうなんだ!」と相槌を打ちながら読んでいました。南半球から見上げる月の模様は逆さま、月が小さく見えたり大きく見えたりするのは楕円軌道だから…。ところで、月の名前をいくつ言えますか?2022/01/29
chiaki
43
東京タワーと月、夕暮れ時の月、夜明けの月、森の中の月、夜の海に浮かぶ月、満天の星空に浮かぶ月…。描かれる月の風景が息を飲むような美しさです。日食は体験してすごく不気味だったのを今でも覚えています。たまに赤い月も見たりしますが、月の位置と地球の大気に関係性があるとのこと。巻末の「解説と補足」も面白い。江戸時代には観音様が現れるとの謂れで夜中の2時頃に月を見る『二十六夜待ち』という宴会イベントがあったんだとか!綺麗な月を愛でる日本人の心はいつの時代も同じなんだなぁ。2020/10/01
くぅ
32
これは素敵だしタメになる。息子もよくみてたけれど、私の方がフムフムだったかも。絵が素敵!(今日から3歳7ヶ月)2020/12/07
たーちゃん
31
月の満ち欠けのことや、月の中に見える模様など小さい子にも分かりやすく描かれていて息子も楽しんでみていました。もう少し大きくなったら息子が興味があるもので、こういう科学の絵本も買いたいと思います。2021/10/01
ほんわか・かめ
30
月の科学入門絵本。月の絵本はいろいろ読んだけど、オーストラリア(南半球)から見た月を紹介しているのは本書が初めてかも!ウミガメやサンゴと満月との関係も紹介。お天道様・お月様と呼ぶのは感謝の現れ。巻末で紹介されている2050年までのお月見カレンダーによると、十五夜が2033年は9/8、2044年は10/7。1ヶ月もずれるんだねぇ。ちなみに2021年は9/21。2021/01/04