アモス書・ホセア書を読む―王国の終焉

アモス書・ホセア書を読む―王国の終焉

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784400127192
  • NDC分類 193.46
  • Cコード C1016

内容説明

アモスとホセアに始まり、イザヤ、エレミヤ、エゼキエルと続く預言者たちは王国の滅亡を前にして立ち上がったが、その言葉は伝統にそって契約と律法を唱えるだけでなく、イスラエルが信じる神の本質を全く新しい仕方で提示し、同時に、この民の運命を対自的にとらえ直したのである。アモスは神の神たることを、徹底した裁きから知った。しかし続くホセアは、これと逆に、憐れみが怒りに勝つことを神の本質として語った。

目次

序章―王国と預言者(前史;アモスの使信 ほか)
アモス書(表題と序言 一章一‐二節;諸国民への裁き 一章三節‐二章 ほか)
ホセア書(表題 一章一節;終末的希望のしるしとなった妻ゴメルと三人の子 一章二節‐三章 ほか)
付 預言と福音について

著者等紹介

泉治典[イズミハルノリ]
1928年仙台市に生まれる。東京都立大学大学院博士課程(哲学専攻)修了後、1961‐91年東洋大学文学部教授。現在、大久保無教会集会責任者
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