感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
一郎二郎
3
本を読み考えた事。復活のイエスが苦しみ悶えたままでおられる事。だとしたら、神学も、現実の中で苦しみ悶えながら追求されなければならない。(大貫隆との対話の章で今神学が悶えつつ歩まれていると感じた。)環境問題等の中で社会科学も悶えている。著者も災害犠牲者や障害者の苦しみに答えたいという想いがあった。また本を読む側も、正しい本があり、読めば真理がわかる、という律法主義者のような感覚はだめだ。わかっている人も無知な人も、共に悶え苦しんでいるなら同等だと気がつくと、悶えは楽しさとなり、希望も持てる。2021/12/15
-
- 和書
- 物品調達の実務