内容説明
学問的厳密さと読みやすさを両立させた定評ある名訳。400字500枚に及ぶ略註を収録して本文の理解を助ける。今まで「福音書」と「使徒のはたらき」しか読めなかったが(いずれも岩波文庫)、新約全体が初めて1巻となった。
目次
本文(マルコ福音書;マタイ福音書;ルカ福音書;ヨハネ福音書;使徒のはたらき;ローマ人へ;コリント人へ;ガラテヤ人へ;エペソ人へ;ピリピ人へ ほか)
略註
解説
著者等紹介
塚本虎二[ツカモトトラジ]
1885‐1973。福岡県に生まれる。1911年東京帝国大学法科大学卒業。在学中から内村鑑三に師事。卒業後農商務省入省。1919年に擲職し聖書の研究に専念。1923年の関東大震災に妻を奪われて「神は愛なり」の啓示をうけ、内村の助手として伝道に携わる。1929年に内村から独立し、「東京聖書普及会」(後に「丸の内無教会基督教講演会」)を主宰、同時に『聖書知識』誌を発行、両者を二本柱として伝道。1931年から新約聖書の口語訳を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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