内容説明
海と山に囲まれた日本一の多島県!海外交易の歴史が育んだ独特の文化を紐解く!
目次
1 地図で読み解く長崎の大地(地殻変動と火山が生んだ唯一無二の景観!海に囲まれ平地が少ない長崎の地形;県の面積の4割以上は島嶼部ってホント!?島の数971!長崎は日本一の多島県 ほか)
2 長崎に開かれた多彩な交通網(鉄道から船と人力車に乗り換え長崎へ!?初期の長崎本線は早岐経由だった;新幹線開業に向けついに高架化が完了 再開発が進行中!長崎駅の今昔 ほか)
3 長崎で動いた歴史の瞬間(古代史;中世史 ほか)
4 長崎で生まれた産業や文化(印刷も写真も通信も長崎発祥!?長崎は“日本初”を量産していた!;世界遺産に登録された日本造船業の原点!三菱長崎造船所のあゆみ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっち
24
実家のある長崎のトリセツ。取説というより、地理や歴史からトピックスを説明してくれる。1テーマほぼ2ページで読みやすい。軍艦島や五島の教会群、ツシマヤマネコなど今人気な項目も、出島だけじゃない貿易、諫早干拓やハウステンボスの開発など複雑な問題もコンパクトにまとめられている。長崎にも恐竜の化石や鍾乳洞があるって知らなかった。小学生の時に「わたしたちの長崎県」という副読本があったが、この本にふりがなをつけて小学生にも読んでもらえるといいと思った。今住んでいるところや旅行にいくところのトリセツも読んでみようかな。2022/09/10
じゅじゅじゅ
3
修学旅行で行ったところ以外の情報がいっぱい。地図、地理的なことも面白い。また行きたいなー。2021/12/18
ともも
1
地理的な条件により、古代より大陸との関連が深い長崎の様々な情報を知ることが出来た。関東地方からは大陸はそれなりに遠く感じるものだが、長崎の人々にとってはお隣さんで、生活にすっかり馴染んでいたのだろう。吉村昭「戦艦武蔵」も読んでみようかと思う。2022/03/18
Tsuneyuki Hiroi
1
長崎を知る手始めとして読むには最適の一冊。長崎市ばかりでなく長崎県内全域をしっかり調べて書かれているので面白い。長崎県内の魅力を引き出し書いてくれている。まずは長崎県内の人々が熟読すべき。「長崎は何もなか」「田舎やもんね」と言う前に、魅力に気づき、どう活かすかを考えるべきであろう。2022/01/23
Hideaki Matsuo
1
県民ですが知らない情報もあり、楽しめました。2021/04/19