内容説明
逆境を乗り超えた人の生き方。
目次
特集 21世紀の今こそ知りたい9人の女性
第1章 道を開いた先駆者
第2章 君臨する女性
第3章 創造する女性
第4章 物書く女性
第5章 世界を変えた最高の知性
第6章 時代と闘う女性
巻末資料
著者等紹介
ヤマザキマリ[ヤマザキマリ]
漫画家・文筆家。東京造形大学客員教授。1967年東京生まれ。84年にイタリアに渡り、フィレンツェの国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を専攻。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機にエジプト、シリア、ポルトガル、アメリカなどの国々に暮らす。2010年『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞受賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。2015年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2017年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くさてる
18
さまざまな分野に偉大な功績を残した女性たちを紹介した一冊。カラー写真やイラストが入って読みやすく、分かりやすい内容で興味深く読めました。もちろん、取り上げられているすべての人に対して、それぞれに評価が分かれる場合もあるでしょうけど、ここで取り上げられている女性のうち、自分が知っていた何人か、それを数えてみるだけでも(私は54人でした)なにか気付きが得られる気がします。2022/09/11
MOTO
8
100人もの女性偉人が紹介されている為、紹介はやや駆け足気味。なので、誰もが良く知る人物と人物の間にいる(はじめまして)の人のプロフィールが気になった。 最近、谷川俊太郎さんの本で見た「子供の顔も老人の顔もそれぞれに美しい」という絵本を思い出した。自信に溢れた人の顔って本当にきれい。 2022/10/29
nonicchi
6
年のせいか、初めて知った横文字の名前が覚えられません(泣)が、読めてよかったです。女性というだけで、門戸を閉ざされたり、嫌がらせを受けたり、手柄を横取りされるのは序の口で、命を狙われ、実際に処刑されたり…ため息がでてしまいます。幾多の女性たちが勇気を持って歩んできてくれたからこその今日があるのだと感謝の気持ちでいっぱいです。若い女性達にとっても励ましの一冊となればいいですね。日本の女性偉人もあるそうで、これなら名前が頭に記憶されるかしら?2023/01/18
すうさん
5
ヤマザキマリの監修で選ばれた世界の女性100人。知らない人でも容易にその人間を理解できた。装丁や編集はよくできている本で別冊の日本の女性100人も読んでみたい。面白かったのは蔡英文、マララ・ユスフザイ、ルースベイダー・ギンズバーク、アンゲラ・メルケル。あとゴリラ研究のダイアン・フォッシー。時代先駆者、君臨者、物書き、時代と闘う女性など切り口が面白かった。女性が偉人として歴史に名を残すのは男性以上の功績、もしくは男性にはできない切り口で時代を拓いたため。そういった観点で本書を眺めるととても楽しかった。2025/09/29
oritako
5
ヤマザキマリさん監修で思わず手にとった。読んで良かった本。 それにしても、女性がどれだけ「名前」を奪われてきたか、「正当な」報酬を得られなかったか。随所に書かれている。女性の名前では読んでもらえず男性の名前とか、納得の上で論文著者から外れているとか。2022/08/23
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- 和書
- 強い円は日本の国益




